2019年7月21日日曜日

祖父母にワガママ

 通算何度目かの孫娘サッカー子守りの日。8時45分に東米里サッカー場で待ち合わせ、試合中はあたりを散策して時間をつぶす。暑さのせいもあってか、今日は孫娘の行動範囲が狭く、終了間際まで試合を観戦する余裕があった。
 息子の所属チームは人数が10人しか集まらず、カウンター狙いの難しい展開だったが、少ないチャンスをものにして2:1の僅差で勝利。
 草サッカーだがラフプレーが少なく、基本に忠実なプレーが多くて、なかなか面白い試合だった。


 応援にも飽きた孫娘が、突如「バナナ食べたい!」と愚図りだす。いつもならリュックの中にあるが、この日はなぜか入ってなく、朝の食べ残しだというトーストが1枚あるだけ。トーストを半分食べさせても納得しない。
 このところ会う機会が多く、慣れもあって、祖父母にワガママも出るのだろう。息子は試合後に審判の当番があり、終了は12時半過ぎ。この日は妻の負担も考慮し、弁当は持参していない。どこかで昼食をとる必要があり、車で近くのイオン東苗穂店に移動することに。
 イオンに祖父母(つまりは私たち)と来るのは初めてだが、さっそくバナナを買うつもりでいたら、入口付近にあるアンパンマンの飲料自動販売機で立ち止まる。
「アンパンマンジュースがいい」
 じゃあ、バナナは?と確認すると、いらないとの返答。いきなりイチゴジュースに変更になってしまった。

 その後2階に上り、売場をちょっと散策してから、フードコーナーへと移動。まだ11時前だが、朝が早かった場合、過去の経験から早めに食べさせるのが得策である。


 妻と私は長崎チャンポンと皿うどん、孫娘はケンタッキーのキッズナゲットを食べた。弁当持参よりはるかに高くつくが、手間いらずで美味しい。難しい選択だが、たまにならよいのでは?
 その後、おもちゃ売場へと移動したが、ここで孫娘が完全にハマった。次から次へと遊具やらオモチャで遊びだし、際限がない。公園の遊具見守りとは別の辛抱が必要で、そうするうちに長男の待つサッカー場へと移動する時間が迫った。

 ところが孫娘を促しても、全く無視。叱りつけて引きずり出すことも出来ず、やむなく長男にメールを送って、自宅マンションで合流することを提案した。
 すると、長男がイオンにやってくるという。30分経って長男と合流。遊具にたてこもる孫娘をつまみ上げて強制回収した。祖父母が相手で甘くみたということではなく、オモチャ売場ではいつもこうらしい。
 計5時間の子守りからヤレヤレと解放され、帰路はトライアルで定番食料品や母の介護用品、DIYおもちゃキッチンのパーツなどを調達した。

 最後に選挙の投票に行く。暑い午後のせいか、投票所は閑散としている。投票率が極端に低いことを夜のニュースで知った。日本社会はどこに向かって漂っていくのだろう?残念だが、希望のない未来しかイメージが浮かばない。