2019年7月6日土曜日

また少し進んだ

 この2日ほど古い車庫に使っていた再生材の切断と清掃、そして再塗装を黙々とやっていた。

 ボルトナット止めした挟み梁の間に配置する4本の梁を固定する「転び止め」という部材作りで、ツーバイフォー工法の基礎となる工法だ。
 古い車庫でも同じ部材を使っていたが、新しい車庫では長さが6センチほど短くなるだけで、再処理すればそのまま使える。新しく買うより1万円弱が浮く。面倒で地味な作業でもやるべきだろう。


 ようやく処理の終えた部材を使い、今日は残った4本の梁を組み立てた。最初に屋根南側上端部に設置する破風を設置する。登り梁の棟にあたる部分につけて、強風が屋根波板の中に入り込んで引き剥がすのを防ぐ重要な役目を果たす。
 部材の選定をミスし、梁との重なりが16ミリしかとれなかったが、補助金物で3ヶ所を固定すると安定した。


 その後の梁の固定は順調。梁も全て再生材で、微妙にソリやねじれが発生していたが、どうにか支障ない範囲に収めた。

 最後に台風地震対策として、梁の左右を「ハリケーンタイ」と呼ばれるあおり止め金物でビス固定。古い車庫ではつけてなく、昨秋の台風や地震でも梁に異常はなかったが、念のための措置だ。


 18時までに予定していた建物側2本の処理を全て終える。また少し進んだ。