2019年7月19日金曜日

固定電話解約を模索

 特殊詐欺対策として、固定電話を「常時留守電設定」にしてから、約1ヶ月が過ぎた。その間、固定電話には計9本の着信があった。携帯には8本の着信があったので、ほぼ同数。
 同期間に携帯のショートメールには12本の着信があったから、合わせると20本となり、通信手段の主役はすでに携帯へと移行している。

 固定電話への着信のうち、2本は登録済みユーザーからで、鳴り分けコールから探知してただちに応対。1本は未登録だったが、携帯番号も知っている相手からで、直後に携帯に連絡があった。
 残る6本のうち、3本は番号ガードされた相手からでコール音は一切鳴らない。正体不明の3本は留守録案内が流れるとすぐに切れ、以降2度とかかってこなかった。応対不要の怪しい相手と思われる。

 以上の結果から、思っていたより常時留守電設定の弊害は少なく、出かける際に留守電設定する面倒さがなくなり、セールス電話の迷惑電話からも解放され、特殊詐欺の潜在的不安も大幅に解消された。
 まるで良いことづくめで、当面はこの設定でやっていきたい。
 そうなると、以前にちょっとふれた「固定電話そのものを解約する」という究極の節約対策も現実的になってくる。
 仮に固定電話を解約した場合、「FAXが使えない」「ドアホンが使えない」「インターネットが使えない」という、通話とは全く別の大きな問題が発生するので、こちらは「すぐに明日から」というわけにはいかない。

1)FAXが使えない
 仕事を止めてからFAXを使うシーンが極端に少なくなり、弾き語り活動で稀に曲順リストやリクエスト一覧をFAX送信することがある程度。メール送信に切り替えるか、コンビニのFAX利用で凌げると思う。
 
2)ドアホンが使えない
 固定電話と連動したドアホンを20年間利用してきたが、1〜2階両方の電話で使える便利なものだった。
 同じ機能を持つワイヤレスインタホンは、親機&玄関子機&2階子機のセットで14,000円ほど。これが新たな投資となる。

3)インターネットが使えない
 固定電話解約の最大の問題がこれ。現状でNTT電話料金が番号通知付加料金込みで月額2,200円ほど。ヤフーADSL利用料2,000円、合計で月額4,200円ほどかかっているが、実はヤフーのADSLが3年半後の2023年1月でサービス終了となる。
 必然的に他のインターネットサービスに移行せざるを得ないが、特別な工事が必要なく、ルーターを外へ持ち出すことも可能な高速データ通信「WiMAX2+」が有力候補。初回登録料3,000円、月額利用料3,500円くらいで、現状より逆に安くなる。
 ただ、残る3年半のうちに、もっと有利な条件のサービスが登場する可能性も高い。NTTを完全解約するか、あるいは手数料2,000円を払って利用休止扱いとするか、もう少し見極めたい気持ちもある。
 結論として、あと1年くらいは固定電話をいじらず、現状の「常時留守電設定」のまま使って様子を見たい。