施工の邪魔になる可能性があり、北側スペースに置いてある車は道路脇に移動させることになった。
7時半くらいからシートを外して型枠や鉄筋の最終調整が始まった。8時に車を移動するとすぐにコンクリートポンプ車がやってきて、セット完了。続けてミキサー車がきて、8時半くらいからコンクリート打ちが始まった。
わずか3m³の土間コンクリート打ちだが、バイブレータを使ったていねいな施工。職人も7人が集合した。
30分ほどでコンクリート打設が終わり、その後は左官職人による表面均し作業が断続的に続く。2枚のスタイロ断熱材を船のように使って移動しつつ仕上げてゆく、職人ならではの巧みな手法だ。
コンクリートをざっと打ったあと、モルタルで表面を再度仕上げる工法もあるが、経年で割れやヒビがでやすく、駐車場床には適さない。コンクリートを落ち着かせつつ、その日のうちに一気にコテ仕上げするのが望ましい。
10時ころに小雨がパラつき始め、予報にはなかったのであせった。降雨レーダーで調べると、雨雲は数分で去るらしい。しかし、半分ほど仕上げた表面に小さな穴があき、修正を余儀なくされた。
その後も空は薄暗く、いまにも降り出しそうだったが、昼食後回しで作業を継続。13時くらいにようやく終わって、ただちに養生シートを全面にかける。
もし雨が降っても脇に流れ落ちるよう、シートは束基礎を利用して緩い山形にした。
もし雨が降っても脇に流れ落ちるよう、シートは束基礎を利用して緩い山形にした。
この日は終日玄関からの出入りはできず、妻の買い物はテラス戸を利用した。外から鍵をかけられないので、2人同時の外出は不可。木製玄関ポーチが復帰するのは、明日の午後以降になる。
雨は降る気配がなく、工事の大きなヤマは越えた。