2019年5月22日水曜日

ライラックを伐採

 空地のエルダー(ニワトコ)が満開なので、今年もエルダージュースを仕込んだ。

 花を10個ほど採取し、水につけて虫を追い出す。水500ccに砂糖300gを入れ、沸騰させて溶かす。いつもはレモン1個をスライスしてエルダーにはさむが、今年は100均ダイソーで買ったイタリア産レモン果汁100%を初めて使ってみた。
 ボウルに入れて上から砂糖水とレモン果汁を交互にかけ、粗熱をとって皿の重しを載せてラッピング。冷蔵庫に3日寝かす。夏を乗り切る魔法のジュースだ。


 明日は今年初めての木の枝ゴミ(無料)の収集日で、春先に剪定したミズナラや紫陽花の枝に加え、ライラックもまとめて出してしまうことにした。

 新築直後の2000年にライラック祭りの苗木無料配布でもらったと記憶しているが、50センチほどだった苗木が3メートルまで成長し、たくさんの花で楽しませてくれた。
 しかし、昨年冬に根元部の幹がネズミ食害で壊滅的なダメージを受けた。シュロ縄で巻くなどして懸命の対策を施したが、昨年は少しだけ咲いてくれた花が、今年は芽すら出さない。街のライラックはすでに満開なので、もはや枯れてしまったと判断せざるを得ない。


 今日は全ての幹を切り倒し、短く切ってヒモでしばり、明日に備えた。残された切り株を眺めていると、さすがに寂しさに襲われる。

 昨秋の車庫台風被害と同じで、適切なネズミ対策を怠ったツケである。車庫は解体して頑丈な構造で建替えることに決めたが、ライラックは脇芽を1本移植しただけ。切り株から新しい芽が吹く可能性もなくはないが、今年はしばし様子を見ることにした。