5月中旬から新しい車庫の建築に取り掛かる予定だが、その準備として必要木材の見積もりと併行し、木材の加工法を具体的に試してみた。
大半の木材は単純に切断したり穴を開けたりするだけで、必要なドリルビットは購入し、回転ノコ刃の交換も済んでいる。
大きな問題になりそうなのが方杖の加工。これまでの車庫は道路側に3ヶ所しか方杖を設けてなく、使った部材も細くて、昨秋の台風被害の元凶となった。
デザイン的には大仰で好まないが、柱と梁を斜めに締結して補強する方杖の威力を思い知り、新しい車庫には柱と同寸の105×105の方杖を計14ヶ所で使う予定だ。
8本分の方杖はホームセンターで加工してもらうが、残る6本は柱の余りを使う予定で、斜め45度の難しい切断を自力でやらねばならない。
(その後、ホームセンターでの45度切断は不可能と知り、14本全てを自力で加工した)
(その後、ホームセンターでの45度切断は不可能と知り、14本全てを自力で加工した)
105×105の部材を一発で45度に切る電動工具は持ってなく、高価で使用頻度も低いので買う気もない。手持ちの電動ノコでやり繰りするが、切削深さが48ミリしかなく、墨出し後に部材を両側から正確に切断し、残った数ミリ分を手ノコで切り落とすという、面倒な手法に頼らざるを得ない。
新しい材料でいきなり試みて失敗するのが怖く、事前に古い材料でテストした。
最初は単純に墨出しをし、ノコの切削ガイドだけを頼りに切ってみたが、やはり微妙にズレる。そこで正確に切り出せる45度のガイド板を自作することにした。
作り方は先日の直角ガイド板と同じで、解体した古い木材を再利用する。裏と表では角度が90度ずれるので、2種類のガイド板が必要だった。
割と簡単に完成して、さっそく試し切り。専用機械での一発切断には劣るが、実用には差し支えないレベルでの切断に成功した。
(実際の方杖加工の様子はこちらで)
その後、連休中に実施予定の家族BBQに備え、孫娘専用の屋外椅子を作る。大人用は十分にあるが、子供用はない。
屋内用子供椅子を外で使うつもりでいたら、先日遊びに来てウッドデッキでシャボン玉をやった際、椅子を自分で引っ張り出して座っている。
しかし、大人用なので高すぎて不安定だ。そこで大人用のひとつを子供用としても使えるよう改造した。足載せ板を付け足しただけだが、転倒しにくい工夫もしてある。しばらくは大丈夫のはず。