2019年4月18日木曜日

受けた魚釣りゲーム

 月に1〜2回ペースで実施している家族夕食会の日だった。施設に入居中の母の世話と並んで、長男一家との交流もまた、親世代としての大切な役目なのだった。

 陽気がいいので、普段より早めの13時半に迎えに行く。14時に到着し、孫娘に「今日は魚釣りゲームを作ってあるよ」と教えると、さっそく遊び始めた。
 磁石でフェルトの魚を釣り上げる単純な手作りゲームだが、普段は電子系のオモチャで遊ぶことの多い孫娘には、そのアナログ的レトロさが逆に新鮮に映ったらしい。

 大きめの白い植木鉢用皿を釣り堀に見立て、中で「泳いで」いる魚を釣って別の入れ物に移すだけだが、夢中で遊び続ける。
 2本ある釣り竿の片方を私に握らせ、全部釣り上げると元に戻し、また釣り上げるを繰り返した。


 先日の「松ぼっくりけん玉」のように、手作りオモチャには実際に遊ばせてみるまで反応が全く分からない怖さがある。こちらの思惑や意気込みが外れることも多く、作り手としてはそのハラハラ感がたまらない、という見方もあるが、ともかくも今回は当たった。
 あまりに熱中するので、前夜から仕込んでおいたカボチャクッキーをオーブンで焼くことを、妻に指摘されるまで忘れていたほど。
 おやつタイムのあとはウッドデッキに出て、シャボン玉遊び。気温が23度近くまで上がり、外遊びには絶好の陽気だ。
 自宅から持ってきたダイソーのシャボン玉セットと、私が自作したシャボン玉の両方で遊んだが、数と色の美しさではダイソーの勝ち。逆にシャボン玉の大きさと丈夫さでは私に分があった。


 これまた1時間以上も遊び続け、風が冷たくなってきたのを機に、家に入って再度の釣りゲーム。全くよく飽きないものだ。

 遊び過ぎてかなり遅くなったが、いい加減なところでお風呂タイムとする。夕食も遅めの19時少し前から。妻が本で覚えたという新作、「鶏と野菜のつくね焼き風」が非常に美味しく、家族には大好評だった。


 いつものように21時でお開き。孫娘はもっと遊びたい感じだったが、昼寝なしでずっと遊び続けていたので、さすがに限界である。
 次の家族会は10連休のどこかでやる予定だが、詳細は未定。行き先も含め、各自のスケジュールと天候次第である。