2019年4月20日土曜日

備えて憂いなし

 昨日のライブに出かける直前、自宅での最終リハ中に、電子譜面搭載のタブレットが突如真っ暗になった。リハは打ち切り、起動ボタンを何度か押し込むが、うんともすんとも言わない。
 タブレットにリセットボタンはついてなく、USBケーブルで充電を試みても反応なし。起動ボタンの長押しを何度か繰り返すうち、ようやく再起動して使える状態になった。
 原因は不明だが、再発が怖いので急きょ予備のタブレットを起動させ、本番ではこちらを使うことにした。

 虫が知らせたのか、つい先日メルカリで同機能のタブレットを安く入手したばかり。本番中だったら、もっと慌てたに違いない。ギターの弦切れと同じで、めったにあることではないが、備えは必要だと悟った。
 幸いに本番では何も起こらず、以前にあった弦切れも起きなかった。本番に限って弦が切れるのは、つい力んでしまうからだと考え、自然体で弾くよう心がけたのがよかったか。
 ライブからの帰路は母の施設に寄って、新しくなった介護保険証を事務局に提示し、介護度の更新手続きをする。
 退院後に母の容態が悪化し、自力での食事が困難になり、リハビリ作業もおぼつかない。施設の勧めで介護認定のやり直しを申請していたが、その結果がようやく郵送されてきた。

 これまでの要介護3から一気に2つ上がって、要介護5との判定。「食事、排せつ、入浴等の日常生活全般で全面的な介助が必要」「意思疎通が完全に不能となってる」という、最も重度の認定結果だった。
 最近の母の容態から見て、要介護4以上は確実と思っていたが、最悪の5はさすがに想定外。担当ケアマネの方も驚いていた。
 もはや老健施設でリハビリを進めても回復する見込みは薄く、3ヶ所申し込んでいる特養に移るのが現実的と思われる。今回の判定結果で、転居の優先順位が上がるのは間違いない。

2018.10.8から設置の遮光ネット

 昨日は今シーズン最後の灯油給油日でもあり、ライブで留守中に妻が対応してくれた。給油量は258.0Lで、昨年同時期より50Lも減った。
 対象となる3月の平均気温は2.5℃で、昨年3月の2.4℃と大差ない。日照時間もほぼ同じで、減った理由が実はよく分からない。
 注目の年間灯油消費量(給湯を含む)は1130.8Lで、これまた昨年の1220.8Lから90L、7.4%も減った。金額にして7千円近く。これは大きい。
 一昨年秋に南側隣地に住宅が建ち、昨シーズンは8%近く灯油消費量が増えたので、その傾向が続くものと覚悟していただけに、こんなに減るとは驚き。

 ひとつだけ心当たりがあるのは、昨秋から1〜2階の窓内側に遮光ネットを利用した集熱カーテンを吊るしたこと。これまでの箱型太陽集熱器に比べて、集熱効率が上がったことは計測で分かっていたが、これほど効果があるなら、次年度はもっと本格的に運用してみよう。