汚れ落としには当初ネット情報で得た酢を使う予定だったが、台所を調べると在庫がほとんどない。他の素材を調べると、どうやらクエン酸にも似た効果があるらしいことを知る。
クエン酸は珈琲メーカーの清掃に使っていて、100均で買った200g入りの在庫がある。大さじ1杯を250ccくらいの水に溶き、洗濯用ブラシでこすってみると、よく落ちる。「完全にツルツル」とはいかないが、下処理なら満足できるレベルだ。
踏み板用のパーツが1枚足りないことに気づき、急きょ新たに切り出す。ついでに梁に使う長い部材も切り、同様に汚れ落とし処理をやって次のプロセスに備えた。
汚れ落としはブラシのほか、スクレイパーを併用するとさらに効果的だった。
乾いた材料から順に、今度は木酢液をハケで塗って防腐処理を施す。農業用の商品だが、原液で塗ればウッドデッキのような過酷な条件下でも、かなりの効果があることが分かっている。
新たに切った小口部分が最も腐りやすく、重点的に塗る。玄関ポーチはウッドデッキ同様に条件が過酷なので、他の面もすべて塗った。
夕方までに終わって、明日の燃えないゴミ収集に備え、溜まっていたゴミを袋にまとめていたら、基礎工事を頼んである施工店の社長さんが現れ、「だいぶ片づきましたね」と声をかけてきた。
近所だが挨拶を交わすのは初めてで、施工時期や内容に関し、簡単な打ち合わせする。当初の予定通り、GWの連休明け着工と決まった。
玄関ポーチの解体と木製ポーチとの入れ替えは、今週中には終わる予定。週末からライブが断続的に4本あり、車庫関連の作業はその合間に続けるが、再生材の下処理&切り出しと併行し、新しい材料の調達と加工&塗装作業をやる予定。
基礎工事とコンクリート硬化で10日かかるとして、新車庫の軸組組み立てに入れるのは、5月中旬以降か。その後に屋根や付属物置と続く。先はまだまだ長い。