2018年2月19日月曜日

しつこい冬

 未明から除雪車の地響きで起こされる。周囲に家が建って地盤が安定し、振動は以前に比べて弱くなったが、確かに除雪車の音だった。
 特に予報は出てなかったが、昨日は夕方から断続的な雪が降っていたので、除雪車出動基準の10センチを超えたのだろう。

 6時ころに、今度はエンジン式除雪機のやかましい音で起こされる。トイレに起きたついでに外の様子をうかがうと、近所の家から雪煙がさかんに上がっている。まだ暗いうちから除雪に励んでいる様子。
 前日はライブで疲弊し、前々日は母の病院対応に忙殺されて疲れ切っている。玄関前には除雪車の置いていった雪の山が見えたが、ここは充分な睡眠をとるべきだった。


 10時過ぎに起きて、久しぶりに電動除雪機を取り出して除雪することにする。今冬8回目で、ここ数年ではかなり多い。
 玄関左右にある堆雪スペースを先日平らに均し、雪置き場を確保しておいたので、玄関前の雪は除雪機で飛ばして簡単に載せられた。作業は15分ほどで終了。

 近隣アメダスでは1日で23センチ積もり、近隣の土木センターでも22センチ降っていて、積雪量は110センチに達していた。はっきりしないが、今冬最高値かもしれない。区内の累積積雪量も平年値を大きく上回り、数年ぶりの豪雪である。
 車庫屋根の2度目の雪下ろしはいまのところ必要なさそうだが、予断を許さない状況。実にしつこい冬で、春をひたすら待ちわびる日々だ。
 しつこい冬に付き合うかのように、妻の副鼻腔炎が完全に慢性化の気配で、一向に回復の兆しがない。先週末に2度目の病院に行き、薬も変えたはずが、どうしたことか。
 日中の咳と鼻水、痰が延々止まらず、ゴミ箱にはティッシュの山。大袋で買ったノド飴が、あっという間に消える。

 1月末から延々2週間近くも引きずった私の副鼻腔炎と症状が酷似しているが、妻の具合が悪くなり始めたのは、2/2あたりから。明らかに私よりも治りが遅い。70歳を目前にして、互いに心身の曲がり角にきていることは確かだが、完治はいつになるのか。