さっそくセットアップを試みる。ラジオはAM 、FM(ワイドFM)、SW(短波)の3バンドが視聴できて、選曲はボタンひとつでワンタッチ。低い周波数から自動選曲され、番号順に自動保存される。
再生は前回まで聴いていたチャンネルが保存されているので便利。あまり使わないと思うが、周波数を直接入力して聴くことも可能。
音楽ファイルの再生はMP3形式限定だが、64GBまでのmicroSDカード(TFカード)が使えるので、保存曲数に困ることはない。
今回は妻の希望で、4Gのカードに竹内まりやのアルバムを3枚、計40曲ほどを転送した。全部聴くのに3時間かかる。こちらも前回終わった曲がメモリーされている。
サイズは31×126×73mm、電池込みで230gくらい。電源はリチウム電池BL-5Cで、miniUSB端子で充電する。(miniUSB-USBケーブルが付属)1回の充電でどのくらい聴けるかは未確認。アンテナも付属しているが、札幌地区に限っては畳んだままで普通にAMやFMが聞ける。
内蔵スピーカーは3Wあって、割りと聴きやすい。妻は就寝時に枕元に置いてNHK-AMの「ラジオ深夜便」やMP3ファイルを聴いている。オフタイマーはついていないので、点けたまま寝てしまったときは、私が寝るときにスイッチを切っている。
色はゴールド、青、赤、黒の4色あって、いずれも同価格だが、妻が赤を選択した。
まだ充分に使い込んでいないが、AMやFMのボタン一発切替えは、けっこう使いやすくて便利。聴く放送局は決まっているので、バンド毎に番号を2つくらい覚えておけばよい。
MP3ファイルの再生は、ウォークマンのように曲名やアルバム画像が一切表示されず、曲タイトルやフォルダの若い番号順から単純に再生されるだけなので、かなり不便だ。
番号指定による一発再生や、1曲ループ、フォルダループ、全曲ループの切替えは可能だが、面倒な操作が苦手な妻は、単純な全曲ループ設定でいつも聴いている。
まだ使ってないが、USBメモリにMP3ファイルを入れておき、USBスロットに挿すと、microSDカードと同様に再生可能らしい。
実はMP3ラジオの購入で不要になったウォークマンを、USBメモリとして再利用可能では?と思い立ち、さっそく試してみた。MacBookに挿して初期化すると、思った通り、2GのUSBメモリとして復活した。
探さずにただちに頭出しをしたい曲、たとえばお経のMP3ファイルを入れておき、墓参りや法事に持参して一発で再生させる、という使い方が今後できそうだ。