2018年2月15日木曜日

冬の壁

 昨日の早朝に母の暮らす施設から連絡があり、母がベットから落ちて右胸を打撲したという。いまのところ普通に歩けていて、軽い痛みを訴えている程度で緊急性は低いが、しばらく様子をみたいという現状報告の連絡だった。
 過去の転倒では1日経ってから強い痛みを訴えたり、骨折による内部出血が原因の高熱が出たりしていたので、今日あたりがひとつのヤマだと思っていたが、夕方まで待っても施設から連絡がなく、こちらから様子を見にいくことにした。
 母はリハビリをかねたオシボリ畳み作業を熱心にやっていて、私が声をかけても全く反応がない。特に変わった様子はなかったが、看護師さんの話によると、37.4分の微熱があるが、骨折によるものではなく、軽い膀胱炎が原因らしいことが尿検査で分かったという。
 1ヶ月ほど前に問題になった夜の頻尿は、睡眠導入剤を飲み始めてから一晩に3回程度まで減ったが、今度は転倒のリスクと膀胱炎が新たな問題になっているようだ。

 ベットからの転落防止のため、片側に防止用の簡易壁を施設側で作ってくれていた。
 膀胱炎対策として、シロップによる水分摂取の増量と、抗生剤の処方を新たに試みるとのこと。状況次第では、一昨年骨折で入院した病院へ検査に連れてゆくことになっていたが、ひとまずそれは回避。98歳という高齢なので、冬をひとつ乗り切るには、これまで以上に厚くて高いハードルがある。