2018年2月10日土曜日

鶏肉ピカタを作った

 4年前に大腸ガンの手術で3日間入院した際、2日目の夕食に「鱈のピカタ」なる献立があった。検査食やそれに続く点滴による絶食で、まともな食べ物に飢えていたこともあってか、これがエラく美味しく感じた。
 調べてみたらピカタはイタリア語で、素材に塩コショウで下味をつけてから小麦粉をまぶし、卵をからめて油で焼く料理の総称らしい。

 ネット検索すると鶏胸肉のピカタなるレシピが見つかったので、いつか自分で作ってみようと必要な材料をそろえておいた。
 程なくしてメインとなる鶏胸肉を妻が買ってきて、「今日は夕方のテレビ番組で観たいのがあるから、夕食作ってよ」というので、やってみることにした。


 使った材料は、鶏胸肉240g、卵2個、粉チーズ、粉パセリ、パン粉、小麦粉、マーガリン、サラダ油など。

 鶏胸肉は薄くそいで6分割。スリコギで叩いて平らにし、塩コショウをふって小麦粉をまぶす。卵、粉チーズ、粉パセリ、パン粉をボウルに溶いて、鶏胸肉にからめる。
 フライパンにマーガリンとサラダ油を溶かし、蓋をして中火(IHヒーターの目盛3)で7分焼き、裏返して3分焼く。


 夕食にさっそく食べてみたが、なかなか美味い。鶏肉は苦手な妻は、余った溶き卵で豚カツを作っていたが、試しに食べた鶏肉ピカタが気に入り、2ピースも食べた。
 消化器系のガンに赤肉はよくないと聞くので、私は豚カツをパスし、鶏肉ピカタを3ピース食す。入院時に食べた鱈のピカタとはかなり違う味だが、最初にしては、まずまずうまく仕上がった。

 ただ、レシピにあった粉チーズは、大さじ2で充分だった。卵はLLサイズを使ったので、1個で充分足りる。焼くときの油も少なめでいい。
 次回は豚肉や魚を使ってみようか。料理のレパートリーがまたひとつ増えて喜ばしい。


 以下のサイトを参考にしました。貴重な情報に感謝します。

オレンジページnet「鶏肉のピカタ