昨日よりは幾分過ごしやすいが、札幌は3日続きの夏日。平年より7〜10度も高く、暑さに追い立てられるように木々がいっせいに芽を出し、葉を広げ、花を咲かせた。
玄関横に一昨年植えたピンクのチューリップ、改良種は弱いと思っていたが、構ってやらなくても2年続けて美しく咲いた。
木材で張った外壁を傷めてしまうため、その大部分を撤去してしまった南側軒下のナツヅタ、比較的問題ない車庫側の1本だけを残してあるが、こちらもしぶとく葉を広げ始めた。
すぐに母屋外壁までツルを伸ばしてくるので油断できないが、うまく管理してやれば、いいアクセントになる。
17年前の新築時に南西角に植えたドウダンツツジ、満足な雪囲いをしてやらないので、枝折れしつつも、今年も可憐な花を咲かせた。
秋には紅く色づくはずか、条件が悪いのかあまり紅葉しない。まあ、春の花だけでよしとしたいが。
マンション時代にドングリから育て、北西角に移植したミズナラ。余裕をみて植えたと思っていたが、どんどん枝を伸ばしてしばしば隣地を超える。
毎年の大胆剪定が欠かせないが、高所の作業には危険が伴う。手に負えなくなれば、いずれ伐採するかもしれない。つまりは、自分の体力との闘い、ということになる。
このほか、狭い庭の割には、まだ多くの樹木やら花やらが点在する。ライブや孫娘の世話で忙しく、なるべく手間はかけたくないが、大地と向き合って無になれる庭仕事自体はきらいではない。
今日もあれこれ2時間近くもやって、かなり体力を消耗した。14時から日ハムの野球中継があったが、観ながら途中でうたた寝。目覚めたら試合の大勢は決していた。
歌で使う体力と庭仕事で使う体力とは別物のようである。