2017年5月2日火曜日

新たな孫株の芽が

 前回母の暮らす施設に面会に行ってから、3週間弱が経過した。世間はGWまっただ中で、末の息子も昨日から帰省中。しかし、介護施設は年中無休である。前回置いてきたご飯のフリカケの残量が気になり、施設に電話で確認した。
 すると、今日のお昼でちょうどなくなったという。前回も電話した当日に残量ゼロだった。まさにグッドタイミング。ただちに近所のスーパーに買いに行く。

 前回は3袋持参した。つまりは週に1袋だ。その前は10日で1袋だった。明らかに消費ペースが上がっている。
 そこで今回は一気に4袋を調達。ジュースはペットボトルよりも濃縮系が扱いやすいそうなので、残り半分になったというカルピスフルーツを1本追加で持って行くことにした。


 スーパーからそのまま施設へと直行。母は私を全く認識しなかったが、いつものように「あなたの息子ですよ」とだけ言って、職員さんと打合せたり、部屋に入って備品の残量を確かめたりした。
 しばらくして再度母に「私は誰でしょう?」と問う。息子であることだけはいつも伝えるが、海馬の鍛錬のため、ヒントは一切出さない。するとようやく私の名前を呼んだ。子供の数とか男女比はまるであやふやだが、ノーヒントで名前を思い出したので、まあよしとしたい。

 それにしてもすっかり春だというのに、母は相変わらずウールのひざ掛けを肩からすっぽりかぶって離さない。奇妙な風体だが、職員さんは本人の好きなようにさせているようだ。
 3年前の夏に買ったサンスベリアの鉢、その後順調に育って、親株5本、子株1本、孫株2本あわせて8本の株が巨大に葉を広げているが、先日その鉢の隅に新たな孫株が芽を出しているのを発見した。
 最も大きい孫株は110センチでようやく生長が止まり、ヤレヤレと思っていたら、どうやらエネルギーを新芽に注いでいたらしい。

 他の株がない場所に頭を出したので、しばらくは様子見。観葉植物が元気なのはうれしいが、あまりに育ちすぎると、正直持て余す。まさにうれしい悲鳴である。