2017年5月8日月曜日

家族写真をネット共有

 昨夏に初孫が誕生して以来、写真や動画の交換が多くなった。大半は長男夫婦からネット経由で送られてくるものだが、一緒に外出したり、我が家に遊びに来たりするときには、私が撮影して送る場合もある。
 数が少なくて容量が小さい場合はメール添付でも大きな問題ではなかったが、動画だと時にファイル容量が10Mを超す。見てすぐに廃棄するわけにもいかず、溜め続けるとメール容量にも影響が出てくる。子供の成長につれてやり取りする写真や動画も増え続け、早急に対策を考える必要があった。
 我が家の場合でクラウドやオンラインストレージに求められる条件は、以下のようなものだった。

・無料かそれに近いサービスで、容量に余裕がある。(5G以上)
・アドレスのやり取りだけで簡単に画像や動画の閲覧が可能。
・PCやスマホのデータを消しても、元データはサービス側に残ってる。
・プライバシーの確保。(完全非公開)

 全てを満たすサービスは案外なく、これまで個別にフォルダだけで扱ってきたドロップボックスを、初めて本格的な共有フォルダとして使ってみることにした。
 家族向けとして孫の名前をアレンジした専用フォルダをまず作り、その中に行事ごとに分けた日付入りフォルダをさらに作った。今年の初節句なら「170303sekku」といった具合だ。

窓辺でスクスク育つ豆苗

 手始めに今年の行事フォルダだけをテスト。共有設定は相手のメールアドレスを入力するだけで、自動的に相手にメールが送られる。
 しばらくするとお嫁さんから「全部見られました!」との連絡があった。そこで残っていた家族系の写真フォルダを全て共有フォルダに移動。2011年から始まって、全部で20フォルダにもなった。写真は計450枚ほど。ちょっとした家族の歴史だ。

 その後、家族全員のアドレスを共有者として追加登録。今後は写真の閲覧が格段に楽になりそう。未確認だが、今後写真を追加するだけで自動メールが各自に送られるかもしれない。
 動画に関しても同じ手段を使おうかと考えたが、こちらは容量がネック。アカウント取得直後のドロップボックスは2Gしかなく、いろいろ工夫して増やした私の場合でも5.2Gだ。使用率23%で、なるべくなら動画は入れたくない。
 Googleフォトが容量を気にせず使えそうかな…、と思っていたら、今日になって長男からYouTubeで孫娘の動画が届いた。5分ほどのハイビジョン動画で、まともに保存すると相当の容量(推定300M?)になる。
 しかし、YouTubeならアップしてしまえば負荷はゼロ。非公開設定なので、アドレスを知っている人のみが自由に閲覧できる。究極の動画共有手段かもしれない。

 私からの写真共有と息子からの動画共有は解決したが、残るはお嫁さんの撮った写真の共有手段だ。スマホで撮った写真は、解像度が2448×3264(8M)で固定されていて、変更不可だという。時に画像容量が1枚で3Mを越し、私の撮る写真の10倍である。なんとも融通の利かないことだ。
 この大きさだと、ドロップボックスでもやがて限界に達するだろう。やはり容量無制限のGoogleフォトか?模索はもう少し続く。