2017年5月1日月曜日

機材収納ケースを補修

 4月の過密ライブスケジュールを無事に乗り切り、ちょっと気が抜けて昼近くまでコンコンと眠っていた。

 先月こなした7本のライブ中、新規の場が4本にも及んだ。勝手知ったるリピート依頼なら施設の意向や利用者の嗜好は、ある程度把握している。過去の記録も参照できるので、大きな戸惑いはない。
 しかし、これが新規の場となると多少の事前調査をしたとしても、どうなるかは実際に行って歌ってみるまで、皆目分からないのが実情だ。
 先月下旬から胃がチクチク痛むようになり、(まさかガン?胃潰瘍?)と疑ったが、今日になって症状は消えた。久しぶりに体重を量ってみたら、1キロ減っていた。
 いずれも新しい場に対するストレスが原因と思われ、好きで歌っているはずでも、時にそれがプレッシャーとなって働く。人間とは実にやっかいなシロモノだ。


 ライブはむこう1週間ないので、今後に備えて、傷んでいる機材ケース類の補修をまとめてやった。

 まずはマイクスタンド収納袋の補修。もとは古いジーンズを再利用したものだが、酷使で底に数か所穴が空いた。保存してあるジーンズの端布を切り取り、いったんボンドで穴に貼って、その後ミシンで縫い付ける。
 自転車のパンク修理の要領だが、ごく小さい穴は布をあてずに、ミシンで反復縫いすることで塞いだ。


 次に先月作ったプロジェクター用具収納袋の補修をする。昨日のライブで初めて使い、多少の問題点が見つかった。
 電源ケーブルと接続用HDMIケーブルは同じ袋に入れている。同じ種類の機材はまとめて運ぶのが間違いが少ない。しかし、袋が1400長もあり、入口は上のみ。ケーブル類は底に落ちて取り出しにくい。昨日は袋の途中をヒモで結んで凌いだが、この作業がけっこう面倒くさい。

 そこで同じ布を使って袋の外側にケーブル類を単独で収納できるポケットをつけることにした。カンガルー袋の要領だが、前回は生地がミシンにまとわりついて運針がうまくいかなかったので、今回は上側に予めガムテープを貼って作業。おかげで非常に効率よくやれた。


 最後に乾電池式PAを運ぶ際に常用している帆布製カバンを補修した。主にチカチカパフォーマンスで6年近く使ったもので、搭載するキャリーカートで繰り返しこすれる部分が傷んでしまい、一部に穴も空いている。
 買い替えを真剣に考えたが、チカチカパフォーマンスはすでに引退。今後使う機会があるとすれば、唯一の路上系の場である赤れんがアーティストくらいだ。無駄な出費は控えて、補修で様子を見るのが賢明である。

 マイクスタンド袋と同じくジーンズの端布を適当に切り、片面にボンドを塗ってカバンの内側から患部に貼りつけた。作業が難しいのでミシンがけはしないが、しばらくは持つだろう。