まずは車庫&物置側の基礎に設けてあるパッシブ換気用給気口の閉鎖作業。昨年秋に2つあるΦ150給気口のうちのひとつを試験的に冬季間限定で閉鎖してみたが、かなりの暖房費節約につながった。換気量に大きな支障はなく、今後冬季は半分を閉鎖することに決める。
閉鎖に必要な部材は保存してあったので、そのまま使用。まずは給気口の蓋を外して、内側にある防虫ネットとガラリをそっくり裏返し、突起部が配管内部に向くようにする。
その後、20ミリ厚のスチレン断熱材と調整用ポリカ波板をあてがい、蓋をしてビス止めをする。
(「給気口の半分を冬季間閉鎖する」という手法は、あくまで我が家の例。給気口を完全閉鎖してしまうと、結露発生などの重大問題につながります)
その後、残っていた外仕事を片づける。玄関側の草刈りをまずやる。10月に草刈りをした記憶はないが、いまやっておけば来春の雑草が少しは減ることを期待。
先日、締りが悪くなった木製玄関ドアを紙ヤスリで削って調整したが、はがれた塗装を補修。エコ塗料の残りがほとんどなくなったが、冬に差し掛かるので、再注文は来春以降としよう。
珈琲ブレイクをはさんで、暖房ボイラの循環不凍液を補充。新築後14年を経て初めて、循環不凍液を一昨年全量交換したが、その後2年経ってリザーブタンクの目盛りを調べたら、下限値まであと1センチほど。補充の時期到来だ。
サンヨー製HBU-AKシリーズの場合、ネジを2本外すと前蓋が外れ、簡単に不凍液が補充できる。2年前に頼んだ業者が不凍液の原液を1.5Lほど置いていってくれたので、水で50%希釈して補充。量は1Lほどか。
補充した年月日とおよその量は容器にラベルを貼って記録しておくとよい。配管長さやパネルヒータの数で異なるが、我が家の場合1シーズンの目減り量は0.4〜0.5L程度である。
特に漏れや故障がなくても、自然蒸発等で目減りはするものなので、定期的な補充作業は必須。自力でやれない場合は、専門業者に依頼するしかない。補充をこまめにやったせいか、全量交換は14年間せずに済ませた。