2015年10月29日木曜日

シシャモ干し

 思いがけず大量の生シシャモを友人からいただいた。ひとまず冷蔵庫にしまったが、何せ未加工の生シシャモである。早急に食べるか加工してしまう必要があった。
 その数、合計60尾余。妻の案は、食べられるだけ食べて、あとは…。(…の内容はご想像ください)対して私の考え、食べられるだけ食べて、あとは保存食に加工する!

 まずは水で洗って、25尾分をフライにした。イワシはともかく、シシャモのフライは初。恐る恐る食べてみたが、これが美味い。夕食時にそれぞれ10尾ほどをペロリ平らげ、残りは明日食べることに。
 さて問題は残る40尾ほどの加工だ。


 ネットで調べてみると、さすがに生のシシャモを干物に加工している人は稀。数少ない情報から、信頼性の高そうなサイトを参考にした。

 レシピに従い、水洗いしたシシャモを5%塩水(水1Lに塩50g)に20分漬ける。次にエラから口に串を通すこと、とあるが、あいにく串の在庫がない。買いに走ろうかと思ったが、次の工程で「6時間天日に干す」とある。どうせ干すなら、長い針金にまとめて通してしまうほうが扱いは簡単だ。
 DIY材料箱に手頃な針金を発見。1メートル強に切って、シシャモをどんどん通す。針金なので鋭くて丈夫。簡単に終わった。
 この時点で14時半。薄日は差しているが、秋の日暮れは早い。6時間干しはとても無理。もっと早く行動すればよかったが、ともかくもウッドデッキに日没まで干した。
 明日は雨の予報なので、夕方に車庫の下に移動。濡らさずに寒風にでもさらしておけば、生のままよりはマシのはずだが。

 明後日からまた晴れる予報なので、このまましばし放置しておくつもりだが、我が家の周辺にはノラネコやらキツネ、カラスやネズミなど、生魚の敵がウヨウヨ徘徊している。果たして干上がるまで無事でいられるのか、そっちのほうが心配だ。