思い立って、窓下端に施してある結露防止用のプチプチ緩衝材を取り外し、晴れているいまのうちに掃除しておこうと思った。
全てではないが、大半の窓には結露対策として下端10〜15センチほどにプチプチ緩衝材を貼り、透明のポリカ波板で固定してある。これが3年前のこと。
(台所窓には施工上の都合で、処置していない)
あまり期待してなかったが、予想以上に結露防止に効果があった。しかし、経年によって端部にカビが発生し、窓枠も汚れている。プチプチ緩衝材の劣化も目立つので、取り外してメンテナンスする時期到来である。
手始めに居間の南側から始めた。ところが、ポリカ波板を外すと、劣化したプチプチ緩衝材が破れてポロポロ落ちてくる。掃除どころか、再利用はとても無理な状態。
やむなく全てはがして掃除機で吸い取り、窓枠の汚れだけを掃除することにした。
しばし考えをめぐらせる。プチプチ緩衝材を新しく買って貼り直すのもよいが、3年毎の交換は必須。押えのポリカ波板による固定法も安定しない。隙間に結露水が入り込み、カビの元になっている。別の断熱材を使ってみようか?
以前にネット検索で、「プラダン」という半透明の板を断熱材代りに使って、効果が上がっている例を知っていた。価格も安く、本体だけで窓枠に固定可能なので着脱が簡単になり、掃除も容易。台所のように幅広の窓にも使えそうだ。さっそく買いに行くことにする。
午前中、眼科の定期健診に行っていた妻がついてくるというので、ついでに近隣の百合が原公園に行くことになる。例年この時期、「世界の庭園」が無料開放されるので、観に行っている。
夏の喧騒がウソのように公園は空いていた。どの庭園も、ほぼ独り占め状態である。日本、中国、ドイツ、アメリカの公園が順路に従って観られるが、やはり日本庭園の紅葉がこの時期は最も映える。
それにしても、今年は時期をずらしながらも、あちこちで見事な紅葉を見物している。あれこれいいつつも、やはりヒマということなのだろう。
その後ホームセンターに回って、目的の「プラダン」を見繕う。2.5ミリ厚と4ミリ厚の2種類あって、色もさまざま。しかし、目的から絞り込んで、4ミリ厚の無色透明を買う。
大きさが910×1820で、687円。車に入るぎりぎりの寸法だったが、後部座席を倒して前座席頂部に斜めに立てかけたら、うまく収まった。
家に戻って切断加工し、夜までに一部を貼ったが、これに関する詳細は明日。