2015年7月9日木曜日

今年も遮光シートを設置

 昨年初めてテストして、夏の日射を軽減するのにかなり効果的だったウッドデッキ上部の遮光シートを、今年も設置することにした。

 調べてみると、昨年の設置期間は7/30〜9/17の延べ50日間。日最高気温が概ね24〜25度以上に上がる期間で、これがあるとないとでは、居間への西日の当たり方が全然違う。
 全体的に季節の進行が早い今年は、すでに日中の陽射しも強い。やり方は把握しているので、今年は早めに設置することにした。


 昨年は試験的に登山用のビニール製ポンチョ2枚を使ったが、シーズン終わり頃には風にあおられて破損した。そこで今年は45年前にバイトの金を溜めて買った「ツェルト」と呼ばれる簡易テントをリメイクすることにした。

 登山用なので素材としては丈夫。野宿による40日間の全国自転車放浪旅行に使ったもので、強い思い入れがある品。しかし、以降ずっと使ってなく、今後使う予定もない。思い出を抱えたまま朽ち果てるより、少しでも生活の役に立てるのが得策と考えた。
 基本形状は屋根型テントだが、なるべく加工する箇所を少なくし、作業手間や破損のリスクを避けたい。熟慮のすえ、出入口に相当する三角形の部分を両側とも切り取ってしまい、側面の部分を屋根を頂点として開いた。
 すると、W2900×L1850の1枚の長方形シートが出来上がった。昨年よりも左右が少し狭い代りに、上下(斜面方向)は完全に覆うことができる。今年はこれでやってみよう。


 木製パーゴラに固定するのは、もともとついていたハトメなどを有効利用。結果として新たな細工をすることなしに、木用ビスで固定することができた。
 完成が夕方だったので、この日の作業はここまで。風がほとんどなく、強風に対する強度は未知数だが、今後風の様子をみて、固定するヒモなどを順次追加&加工するつもり。

 市販のブルーシートでもやれそうだが、光の透過率や素材のしなやかさを考えると、やはりテント素材が最適。何より、思いの詰まった素材に再び光があたることを喜びたい。