これまで会場だった地下歩行空間が札幌国際芸術祭のため、使えない。会場が屋外のアカプラに変更されていたが、この時期に屋根のない屋外会場はリスクが高い。
ところが一日明けた今日、外は程よく晴れて、雨の気配などまるでない。雨天確率などアテにはならぬ。昨日からウッドデッキの床板交換や、細かい手直しをやっていたので、その続きをやることにする。
床梁の一部を交換したついでに、西側の手すりの半分を撤去したことはすでにふれたが、それによって生まれた広い作業空間が、DIYには絶好であることを思いがけず知った。
特に便利なのが、板の切断作業。これまで小さな作業台の上でやっていたが、地面との段差を使って床板を作業台にすれば、長尺の板でも簡単に加工できる。
今回、古いパネル材やツーバイ材を縦に挽き割るという、難しい切断作業を複数回やったが、新調した電動丸ノコに附属の平行定規をうまく使ったこともあって、これまでないほど楽に作業がやれた。
昨秋に全交換して使える分だけ保存してあった古い壁パネル材は、大半を床材として再生させることに成功。1年近くも手すりに立てかけてあった古材は、ようやくスッキリと消え去った。
作業中に基礎柱と床梁の一部に、新たな腐食を発見。日没のため、対策は明日以降に順延である。作って14年を経たが、全く傷みのない部材もあれば、10年ほどで腐食してしまう部材もある。
その違いは定かではないが、雨がかかりやすく、そしてその雨が停滞しやすい条件にある箇所が、どうしても傷みやすいように思える。ごく普通の松パネルが、悪条件下でこれだけ持ってくれれば、よしとすべきかもしれないが。