2014年9月11日木曜日

またも植え替え

 先月中旬に観葉植物アンスリウムを植え替えたばかりだが、今日はドラセナ・コンシンネ・ホワイトボリーという長い名の別種をまた植え替えた。
 もともとは9年前の自宅コンサートの折に、知人からお祝いとしていただいたもの。我が家の環境が余程合っていたとみえて、たいして構ってやらずとも、スクスク成長。一度鉢替えをしたが、最近になって成長した根が底からはみだし、さらには行き場を失って土の上にまで飛び出してくる始末。

 いわゆる根詰まりの状態で、再度の植え替えは必須だったが、どうせなら3本の枝を分け、鉢2つに植え替えようかと考えた。
 観葉植物好きの長男のお嫁さんに尋ねると、分けた鉢を貰ってくれるという。さっそく準備にとりかかったが、植え替えのタイミングを図るには、観葉植物の名前を知らねばならない。ネットを駆使して辛抱強く調べたら、ようやく前述の名前にたどり着く。
「幸福の木」の仲間のドラセナ属で、買うとかなり高価。葉の形状と色が独特で、しかも育てやすい。複数ある観葉植物の中で、いいアクセントになる。

鉢替え前の状態(右側)

 問題は植え替えの時期で、理想は春だが、やむを得ない場合は夏を過ぎた9月中旬あたり、とある。じっと時期を待って、ようやく決行した。
 この日のために、100円ショップで大きめの鉢を新規に調達。ウッドデッキで作業したが、いざ抜き取ってみると、まさに鉢の中いっぱいに根が詰まっていた。よくぞ枯れずにいてくれたもの。

 一番大きい1本を独立させて古い鉢に、残り2本を新しい鉢に植え替える。かなりの培養土を使い、数年前に買った14L入りの袋が、ついに空になった。今年は何かと植え替えが多い。そういう年回りなのだろう。


 分けた鉢はしばらく我が家で養生させ、完全に根づいてから差し上げるつもり。1ヶ月前に植え替えたアンスリウムも、枯れはしないが、さりとて新芽が出る気配もない。このまま弱ってしまう可能性もゼロではなく、観葉植物は実にデリケートだ。

 今回のドラセナ・コンシンネ、本来なら春に植え替えてやるべきだったが、多忙のせいでタイミングを逸した。果たして両方がうまく根づいてくれだろうか?その生命力に期待しよう。