2014年9月23日火曜日

多肉火祭りを葉挿し

 先月末に買った多肉植物・火祭りの管理方法が、いまひとつ分からない。3本あった芽は買った当初、程よい高さにまとまっていた。ところが数週間経つと、ヒョロヒョロと延びて葉の間隔があき、なんとも締りがない。

買った当初の様子 2014.8.31

 ネット検索で調べると「徒長」という現象のようで、日光不足だとこうなるらしい。昼間は直射日光の当たる位置に置くと成長は止まったが、今度は延びた部分をどう始末するかである。

 普通の観葉植物なら「切り戻し」という、枝を切り詰める作業を春などにやるが、何せ相手は初めて扱う多肉植物。しかし、多肉植物でも延びた部分を切り取ってしまい、葉を「葉挿し」という手段で増やしてやればいいらしい。


 しばし考えたが、3本の芽のうち最も長い2本を根元近くで切り落とすことにし、葉だけの状態に分解して、それぞれを葉挿しすることにした。
 残った1本の芽は様子見だが、切り取った部分から新芽が順調に育つようなら、同じような処置を施すかもしれない。
 さて、切り取った多数の葉。数日間日陰で乾かすと、それぞれにまた新芽と根が出てくるのだという。水は厚い葉に蓄えられた分を使うそうで、放置した葉から芽が出ること自体が、いまひとつ信じ難い。
 これまたしばらくの様子見となるが、本当に芽と根が出たら、その時点で土を入れた鉢にようやく移動である。何とも不可思議な植物で、感覚としてはトカゲに似ている。その手探り的不可思議さが多肉植物の魅力なのか。