2014年8月17日日曜日

根詰まりアンスリウム

 長男夫婦の引越しが確定するまで、一時預かっている観葉植物のうち、サンスベリアの土の一部が小さく盛り上がっている。何事かと調べてみると、何と小さな新芽が顔をのぞかせているではないか。
 1週間前の搬入時にはなかったが、我が家の環境が余程気に入ったとみえる。

 サンスベリアはサボテンに似た形質の多肉植物で、水やりは控えめでよく、陽当りを好むらしい。葉の斑模様が美しく、爬虫類の皮膚のようなアヤシイ魅力にあふれているので、以前から欲しかった。しかし、かなり高い。


 お願いして新芽を株分けしてもらおうと一瞬考えたが、株分けの適期は5〜6月とか。かなり先のことなので、昨日近所のホームセンターに寄ってみると、何と鉢に入っていないサンスベリアが無造作にバケツに放り込まれ、1株105円で売りに出ている。迷わず1株だけ買った。
 実は2年前に長男の結婚式で貰ったアンスリウムが、このところ元気がない。どうやら根詰まりを起こしている気配。一回り大きな鉢に植え替える必要があるが、空いた鉢が新しく買ったサンスベリアに、ちょうどいい感じだった。
 そこで一気に植え替え作業をやってしまうことにした。


 鉢から取り出したアンスリウムは、写真のように根が全体にからみついた悲惨な状態。余分な根を切り、葉も少し落としたが、熱帯系のアンスリウムの植え替えは8月までがギリギリらしく、何とか根づいて欲しい。

 空いた鉢に、さっそくサンスベリアを植える。葉は2枚しかないが、鉢に入れるとけっこうサマになる。葉挿しでも容易に増やせるらしいので、今後に期待。