2014年8月10日日曜日

雪止め金具と健康診断

 朝8時過ぎにピンポン鳴って、昨秋に外壁と屋根の塗装リフォームを頼んだ業者がやってきた。実は工事の際に屋根の雪止め金具をサービスとして交換してもらった。(金具はこちらの支給)
 一冬を過ごして落雪に関する問題は何もなかったが、先日何気なく屋根を見上げると、雪止め金具の一部が下にズレている。最もひどい1個は下の金具までズレ落ち、他にも3〜4個動いているものが確認できた。

 全て南側の最上段の金具で、他の金具には何も異常がない。業者に連絡すると、直しに来てくれることになった。塗装が本業でもあり、もしかすると仮締めのままで、本締めを怠った可能性があるという。
 もともとがサービス工事だったので、今回はわずかだが、工事費をお支払いすることにした。


 問題は足場のことで、何らかの足場を使うと費用が増す。下見をしてもらうと、何とかハシゴだけでやれるだろう、ということになる。

 さっそく工事が始まったが、下でハシゴを押さえる役と、昇ってボルトを締め直す役の2人でやっていた。それにしても職人はすごいと感心する。移動と作業は命綱もつけずに軽々とやっている。DIYでは逆立ちしても及ばない範囲だ。
 この日は9時から近隣の地区センターで地域住民対象の健康診断がある。2〜3月に大腸ガンや不整脈関連の精密検査をやったばかりだが、血圧や尿検査に不安があったので、妻を伴って出かけた。

 レントゲン検査と心電図はパスし、尿検査、血圧測定、身長体重測定、血液採取までを順にこなす。時間は11時までだが、人はそれなりに集まっていた。
 尿検査は2人とも異常なし。血圧は私が93〜66で、医師から「いい数字ですね」とお褒めの言葉をいただく。しかし、妻が上の数値が高く、厳しく生活改善(塩分の低減)を指導される。3月の大腸ガン再発検査時に指摘され、気がかりだった私の血液γ-GTP値は、結果が後日送られてくる。


 身長体重測定で、不思議なことが起きた。体重は自宅で毎日測る数値と大差ない52.6Kgだったが、身長がこれまでより1cmほど伸びて、41年前の会社入社時と同じ172.7cmに戻っていた。妻は最近の測定時と同じ155cmあたりなので、測定器のトラブルではない。いったい何があったのか?

 髪は薄くなる一方なので、毛髪によるものでもない。測定時に「ハイ、背筋延ばしてアゴを引いて」と念を押されたのが効いたのだろうか。
 この年になると大抵は若い頃より1〜2センチは縮むのが普通だが、変わっていないことを、単純に喜ぼう。