100円ショップダイソーにて、同じ製品を調達。設置済みの3枚をいったん外し、2枚ずつセットで横にミシンで縫い合わせた。ネットを張ったままで窓も10センチほど開けられるよう、上端の固定ビスは長めのサイズに交換。
要領は同じなので、割りと簡単に仕上がった。
作業は昨夕までに終えていたが、今日は5日連続の真夏日で、内外の温度を調べてみると、12時の段階で以下の通り。(エアコン、扇風機なし、2階窓4面と1階窓2面を開放)
・外気温30度 ・1階室温28度 ・2階室温30度
昨日の11時ころにも計測しているが、外気温が最も高い時間帯で、「2階室温≒外気温」「1階室温≒2階室温−2度」という傾向が見られる。
今年は外壁を広く覆っていたツタが全くない初めての夏を迎えているが、先の遮光対策の効果もあってか、室内環境に大きな変化はない。
変わったことといえば、室内の湿度がこれまでよりかなり低くなったこと。例年この時期は60%近くまで上昇するが、今年は45〜47%程度と安定している。
そのせいか、毎年夏になるとトイレ内の壁下端にうっすら生えるカビが、今年は全く見られない。家を包囲していたツタの葉からの蒸散量がなくなったことが理由かもしれない。
ツタに代表されるグリーンカーテンが日射対策として効果的であることは分かっているが、外壁の傷み(特に木壁で著しい)の問題がまずあり、葉からの蒸散による湿度上昇も考えなくてはいけない。解決策が見つかるまで、ツタは柱と屋根だけの車庫&物置に限定しておく。
南側の日射が窓外遮光ネットで軽減されると、今度は午後の西日が気になり始めた。西側にはウッドデッキがあり、その上部にはパーゴラがかけてある。ここに室内が暗くならない程度のシートを張ってやれば、さらなる遮光効果があるのでは?と考えた。
たぶん20年近くも使っていないと思われるキャンプ用品の箱を開けてみたら、1400×1820の防水シートが2枚ある。ポンチョや簡易テントとしても使える多機能型だが、6ヶ所にハトメリングがついているので、遮光シートとしても使えそうだった。光の透過量も程よい。
さっそく張ってみる。時間によって太陽の方向と角度が変化するので、あれこれ微調整。西日の強い12時〜16時の時間帯では、上の写真のような位置に貼ると、室内への日射の大半が防げることが分かった。これにより、日中の室内ブラインドは下ろさずにすごせる。
色がやや派手だが、通りからは見えない位置なので、見映えは問題にならない。中央にポンチョ用のフードがついているが、これまた遮光には影響ないので、気にしない。
今年はあくまで試験的な段階だが、使っていないキャンプ用品を見繕って再利用すれば、DIYでいろいろと遮光グッズを工夫できそうな予感がする。