32回目の独立開業記念日であった。いちおうは建築デザイン系を主たる業務にしているので、「デザイン系の仕事がゼロになったら、開業記念日は廃止とする」と、数年前からブログ等で叫び続けているが、今年も細々と仕事はやってくるので、ささやかに祝うことにした。
まず遅い昼食をかねて、妻と回転寿司に行く。週末だが、外は32度に迫る真夏日で、店は空いている。このところ、臨時収入が相次いでいるので、ここでの支払いは私の担当。
帰路に六花亭に寄って和菓子を数種類調達。ここは混んでいたのでカフェには寄らず、珈琲は家に戻ってお菓子と共に美味しくいただいた。
夜は妻がビールを買ってくれる話になっていたが、なぜか「忘れちゃった」。まあいいさと、蒸しエビとコマイを肴に、手持ちの第3のビールで乾杯。地味だが、今年も2人で祝えた。それでいいのだ。
庭にあるツタを挿し芽で増やそうとしたが、時期が暑すぎたのが、10本近くの全てが失敗。それでも2階の机周りに緑があると心が潤うことが分かったので、菜園の間に繁茂するカタバミを、同じステンレスのコップに移植した。
カタバミはクローバーに似た3枚のハート型の葉を持つ多年草。クローバーとは全く違う種類らしい。道端にある雑草に近い植物だが、この時期には可憐な黄色い花を咲かせる。鉢植えにするような植物ではないが、丈夫そうなので、あえてやってみようと思った。
花が終わると、硬いツボミ状の種をつけ、さわるとパチパチはじけて種を周囲に飛ばす。家の中だと汚れるので、はじける前にハサミで刈り取る必要がある。
写真は昼なので葉は開いているが、これが夜になると折り紙のように閉じる。(就眠運動)生命力が旺盛なので、子孫繁栄や金運上昇、魔除けとしての意味もあるとか。期待しましょう。