2014年8月16日土曜日

路上でのPA降雨対策

 全く屋根のない、文字通りの青空下で3日間歌った先週のアカプラパフォーマンス。あいにくの雨や風で、路上ライブ本来の持つ厳しさを痛感したが、おかげでいろいろな課題もみつかった。
 風雨の影響を受けずに使える予備の紙譜面に関しては、すでに対策済みで、今回はPAの雨対策を本格的に考えた。

 電子機器をむき出しの状態で使うので、雨は大敵。本降りは論外として、小雨程度なら何とかやりすごせる程度の対応策が必要だ。
(現実に、小雨程度なら傘をさして聴いてくれる方が多数いた)


 先週のライブは3日間雨にやられたが、応急対策としてPAの持ち手の部分に汗ふき用の小型タオルを引っ掛けて歌った。小雨程度なら何とか凌げるが、時間が長引くとスピーカーがやられる危険性がある。
 そこで空模様が怪しい場合には、防滴カバーを準備し、雨の状況に応じて全体を覆えるようにしようと考えた。このとき、PAからの音に大きな影響があってはならない。
 いろいろ試した結果、防滴と音の抜けの両面で合格点だったのは、娘が小さい頃に使っていた赤いレインコート。小物袋にリメイクして使っていたものを、さらにリメイクした。

 スタンバイ時にはPAの取手部に引っ掛けておき、雨になった時点で横からスライドさせて全体を覆い、ケーブルのあたりでヒモでしばる。屋外路上ライブで必須の三脚スタンドを全く動かさずにセットできるのがミソ。
 袋を完全には縫い合わせず、側面部を半分までしか縫わないのがポイント。実際にセットして歌ってみたが、装着時間や音の面での大きな問題はない。


 この種のアイテムを使うシーンがそう頻繁にあってはたまらないが、仮にアカプラパフォーマンスが今後本格運用となった場合、備えだけはしておく必要がある。