以前から多肉植物の「火祭り」が欲しく、ずっとチェックしていた。春先からあちこちの園芸店をのぞいていたが、なかなか手頃なものが見つからない。しかし、近隣のホームセンターで、元気な緑色の株が複数出ている小鉢を発見。値段も手頃な300円なので、迷わず買った。
先日買ったサンスベリアも広い意味では多肉植物系である。このところ多肉が、ちょっとしたマイブームの気配。
知ったきっかけは、NHKで放送中の「植物男子ベランダー」を観てから。ドラマの中で「多肉愛の劇場」という、多肉植物を擬人化したミニコーナーがあるのだ。
(以前に「タモリ倶楽部」でやっていた「愛のさざなみ」というミニドラマに近いもの)
その中で知った多肉植物のうち、いくつかが秋に紅葉することを知った。サボテンに近い性質なので、水やりは適当でいいらしい。紅葉を条件に「オーロラ」と「火祭り」にターゲットを絞ったが、店頭で見かけたのは「火祭り」のみ。
詳しい育て方は目下調査中だが、夏の間はきれいな緑色で、水やりは週に1回程度と、他の観葉植物と変わらない。順調なら、この時期に花も咲くらしい。
10月以降に紅葉が始まったら、水や肥料は一切与えず、もっぱら陽にあててやると真っ赤に色づくという。春になると再び緑に戻るが、赤い部分が落葉して新芽が出てくるのか、はたまた赤い色がジワジワ緑に変化してゆくのか、まだよく分からない。
陽当りと通風にさえ気を配れば、多肉植物は一般的に育てやすいと聞く。ポトスやアイビー、幸福の木など、過去に何種類もの観葉植物に失敗しているので、どうにか名誉挽回したいもの。