張り残しているのは窓上の短い板35枚で、午前中に切断と下穴加工が終了。昼食までには少し余裕があったので、散らばった材料の片づけも同時進行でやる。
午後から一気にビス止めに入る。順調に進んで15時近くまでに広い窓の部分、3.6メートルが終わった。その勢いで残る6枚を片づけようとしていたら、早朝から札幌市民病院に肝臓の精密検査に行っていた妻が帰宅。
「どうだった?」
「肝臓には全く異常がないって。拍子抜けよ」
定期検診での数値異常は、専門医にも判断がつかないという。もしかすると、妻の持病である腰痛が関係しているかもしれないそうだ。
場合によってはその場で入院、という最悪の事態も胸にあり、ずっと気にかけて作業を続けていたが、ともかく何よりの結果である。
木壁下張り作業が完全に終わり、昨日連絡のあったNHKの要望に基づき、休むまもなく三脚とデジカメを抱えて撮影にでかける。
「写真にストーリー性を持たせて欲しい」というトンでもない要望で、素人の領域を超えている感じもしたが、作業としてはけっこう面白く、好奇心をくすぐられるので、ひとまず従った。
一昨日に比べて天気が抜群によく、いい写真が撮れた。一部妻の協力も得て、50枚ほどを撮影。パソコンに取り込んで取捨選択と編集作業。33枚にまとめて、再度の送信をようやく終えた。
木壁張替えDIY作業と完全に重なってしまい、奔走させられた。ネットのアンケートに軽い気持ちで応えるのも考えものである。願わくば、3度目の要請はナシにして欲しいもの。