2012年5月18日金曜日

タロット様にお伺い

 昨夜未明、半年ぶりにタロット占いをやった。5月に入って建築関連の仕事がなく、もっぱら趣味雑事家事物書きの類いに忙殺される日々である。このまま時に流されてよいものか?はたまた新たなる事業展開にむけて動き出すべき時期なのか…?
「明日は明日の風が吹く」が人生モットーの妻は、「現状でいいんじゃない?」とノンキに構えているが、対する私は根が貧乏性であるので、どことなく気が落ち着かない。折悪しく木の芽時とも重なり、心身の安定のためにも、タロット様にお伺いをたてる必要があった。

 いつものように、占い方式は大アルカナ22枚によるもの。注目の結果は、以下のようなものであった。
(占い結果は《きつねのタロット占い館》を参考)

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過去の状況The Empress:女帝~逆位置
 感情的になったり、周りが見えなくなることによりチャンスを逃してしまう。心から満たされず、理由も良くわからないまま悲観的になってしまう。

現在の状況The World:世界~正位置
 願いが叶い、成功を手にすることができる。満足いく状況と結果を自分の力で切り開いていける。運命的な出会いや自分の本当の望みと直面する。

未来の状況The Fool:愚者~正位置
 現状に満足せず、新しい状況や環境を積極的に求めていくことが成功につながる。
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 現在、過去、未来、相変わらずよく当たっているなと感心させられる。「現在の状況」に出た「世界」のカードはタロット最強と言われるもので、これが正位置で出たのは初めての経験。
 山なら頂上にたどり着いたようなもの。あまりに良すぎてここから先はなく、あとは満足感と共に下山するだけ、といった意味も含むカードである。

 分析するなら、「もうこれ以上欲をかいてジタバタしなさんな。アナタは充分に目的を達成したではないか」ということになり、なるほどそういうことデスカと得心せざるを得ない。
 ともかく、悲惨だった「過去の状況」からようやく抜けだしたことは、タロットも明確に示している。なるほど。
 注目すべきは「未来の状況」に出た「愚者」のカード。「新しい状況や環境を積極的に求めよ」と示している。これをどうとらえるか?
 今年になって弾き語りや物書き関連での新しい出会いがかなりの数にのぼる。「運命的な出会いや自分の本当の望みと直面」と、現況のカードでも示されている。過去のしがらみにしがみつくことなく、こうした自力で切り開いた、あるいは向こうからやってきた新たな人間関係を大事に積み重ねよ、とタロットは指し示しているのではないか。

 春霞のようにモヤモヤしていたものが、タロットですっきり取り払われたような思いだ。