2012年5月15日火曜日

案内状スタンド

 昨日に引続き、チカチカパフォーマンスの折にマイク前に常時立てておくための案内状スタンドを作る。
 スタンドは譜面台の下半分を使ったもので、上端に三脚用の1/4インチのネジが取り付けてある。普段はライブ前にカメラを設置し、セルフタイマーで自分の姿を撮影するが、その後は用なしである。これをライブ中にも活かそうというのだ。

 珈琲のミニ空缶の底に穴を開け、内側に1/4インチのナットを取り付ける。上端のネジをその穴に通し、締めつけた。


 手頃な赤いクラフト紙を空缶周囲に巻きつけ、ホチキスで留める。A4用紙を縦に2分割し、「連絡先・案内状」「ご自由にお持ちください」などとプリントして赤い紙の一部に固定。
 紙類一式は缶にはめこんだだけなので、着脱は容易。移動時は抜き取ってつぶし、譜面隠しの間に挟んでおく。

 写真撮影時には白紙のダミーを缶に差し込んだが、その後ハガキサイズの案内状も作った。案内状には基本的な連絡先、経歴、ライブの具体的な依頼方法、費用などを記載。いつもライブ中や終了後に尋ねられることばかりだ。
 こうした機材を作ろうと思い立ったきっかけは、他のジャグリング系パフォーマのスタイルを見てから。多くの方が自作の機材をあれこれ工夫し、大半を手作りしている。もちろん案内状スタンドもユニークなものが多数みられる。
 以前にもふれたが、パフォーマンス用の機材を手作りするのも大事な芸のうちらしい。実に徹底していて、とかく市販品に頼りがちな弾き語り系のパフォーマーとは、スタンスが全く異なる。いい意味での刺激になる。私も手作りは得意だが、まだまだ改善できそうだ。