「五分咲き」なら分かるが、「五分散り」とは珍しいなと思いつつ、要は散り始めてはいるが、まだ見られる状態だと判断した。(ちなみに、北海道では桜よりも梅が遅いことがある)
今年は天候不順でミズバショウも見逃し、サクラもいまひとつだった。仕事は開店休業状態でもあり、せめて梅でもと、さっそく休暇で家にいた妻を誘うと、すぐに乗ってきた。(基本的に妻はお出かけや外食を好む)
急いで昼食をかきこみ、出発。車でも50分かかる遠方で、訪れるのはたぶん10年ぶりくらいだ。梅林までの園路はちょうど若葉が出始めたところで、いわば若葉の見頃。
お目当ての梅は情報通りで、一部散っている木もあったが、まずまずの見頃。老人ホームのグループや家族連れが多数いて、平日とは思えぬ混雑ぶりである。
手頃な梅の木の下に陣取り、ヨタ話にふけりつつ、持参したオヤツと珈琲を美味しくいただく。昨日までの雨も上がり、気温も平年なみで絶好の梅見日和である。
帰路は園内を周遊する散策路を迂回するコースをとり、ぶらぶらと時間を使って駐車場まで戻った。ついでに近くのイオンにも寄り、妻がずっと欲しがっていた腕時計を980円の格安で入手。先日割ってしまった息子用のビアグラスも手頃な品が見つかり、こちらも購入。
最後に店内のカフェで珈琲を飲んで、疲れを休めた。本日の支払い、すべて妻の担当。さほどの額ではないが、仕事なき折、なかなか頼りになる。