2012年5月31日木曜日

チカチカ弾き語り共演

 都合12度目となるチカチカパフォーマンスを無事に終えた。今回は初めて他の音楽系パフォーマーとの共演となった。相手は第2期パフォーマーの健・雄さん。実はこのグループ、たまに顔を出す居酒屋ライブハウスのマスターとお客様によるユニットで、オーディション時にも顔を出した周知の仲である。
 平日の昼間ということもあって、仕事のある雄さんは欠席。比較的時間に融通の効くマスターのKENさん一人の参加となった。

「ぜひご一緒したい」との連絡が入ったのがわずか3日前で、たまたまこの日はエントリー枠(最大3組)に空きがあった。PAやマイクスタンド、譜面台などは私の物を使ってもらうことにし、まずは一緒にやってみましょうや、という話が急きょまとまった。


 この日の構成は4つあるパターンのうち、「唱歌・叙情歌」。KENさんが得手とする70年代フォークとは全く異質で、歌が競合する可能性はゼロである。事務局のあるビル入口でギターを抱えたKENさんとばったり出会い、そのまま二人で事務局まで行き、最初の手続きのやり方などを教える。
 2つある案内用看板をめいめいが持ち、すぐに地下に潜って準備。今日も会場はいつもの北4条広場で、事前の打合せの結果、最初に私が40分近くを歌い、続けてKENさんが歌う段取りとなった。
 手慣れた内容なので特に気持ちを構えることもなく始めたが、その分やや緊張感を欠くライブとなったかもしれない。モチベーションの調整はなかなか難しいものだ。
 14時ちょうどから始め、40分弱で以下の16曲を一気に歌った。

「花(滝廉太郎)」「みかんの花咲く丘」「かなりや」「思い出のグリーングラス」「荒城の月」「アニー・ローリー」「おぼろ月夜」「城ヶ島の雨」「野の花や(オリジナル)」「さくら貝の歌」「涙そうそう」「この広い野原いっぱい」「夏の思い出」「忘れな草をあなたに」「ゆりかごの歌」「ゴンドラの唄」


 いつものようにMCは簡単な曲紹介程度で、およそ5分で2曲を歌うペースである。唱歌系の曲は総じて短めなので、電子譜面ならばこんな芸当も難しくない。
 聴き手は曲によって増減したが、5~15名といったところか。今回はなぜか入れ替わりが激しかった気がする。それでも、1曲目から最後まで全曲を聴いてくれた方がいて、大変ありがたかった。まずまず、無難な出来だったといえよう。

 初披露は「ゴンドラの唄」のみ。ラストで歌ったが、やや曲が古過ぎたかもしれない。しかし、この日はぜひこの曲を歌いたかったのだ。
 衣装は先日買った赤のトレーナーに黒バンダナを襟元にあしらう。ハンチングは上衣の赤に合わせ、めったにかぶらないグレーのツイード調にした。いろいろ凝ってはみたが、結果としてあまり集客には影響しなかった感じだ。あくまで自己満足の世界である。
 今回初めて使ったスタンド式の案内状入れは好評だった。歌いながら随分いろんな人が持ってゆくな…、と思っていたら、準備した12枚が4枚に減っていた。何らかの反応があることを、あまり期待せずに待つことにしよう。
 終了後、案内状入れや譜面隠しなどを撤去し、ただちにKENさんのステージが始まる。「最初なので、2曲くらいでやめようかな…」などと歌う前は控え目に語っていたが、いざ歌い始めると、どんどん人が集まってきた。
 特に2曲目の「酒と泪と男と女」で一気に15名近くに到達。その後、曲によって聴き手は増減したが、常時10~15名近くをキープ。初ステージとしては充分な集客である。場数を重ねた人はさすがに違う。ストローク奏法を基本にし、一部ハモニカを交えるなど、ストリートむけの手法がいろいろと参考になった。

 会場の後ろのほうで初めて「聴き手」となってみたが、ボーカルがよく反響して非常に聴きやすい。KENさんのギターにはピックアップがなく、生音だが、そんなハンデは感じさせない。なるほど、自分の歌もきっとこれに近い感じで聴こえているのかと、ちょっとうれしくなった。
 計6曲を25分弱で歌い、15時5分にステージ終了。これまで共演はずっとジャグリング関係の方々ばかりだったが、今回でようやく風穴が空いた感じがする。通りを行く人々に対し、「弾き語りパフォーマーここにあり」という認知度アップに今後つながれば喜ばしい。