2012年5月11日金曜日

ライブにストップウォッチ

 20数年前に地域のサッカー少年少女チームの指導をしていた際、審判の割当てがあったので必要に迫られ、ストップウォッチ機能つきの腕時計を買った。カシオ製で2,000円くらいだったと思う。
 数年使って電池切れとなり、その後指導そのものを引退したので、そのまま放置してあったが、先日引出しの中からそれを見つけた。

 サッカー指導は辞めたが、別の趣味活動であるギター弾き語りでストップウォッチがちょうど欲しかった。ライブ開始時に押しておけば、経過時間が瞬時に確認でき、MCや歌詞の微調整が可能となるからだ。
 最近とみに共演が多くなったチカチカパフォーマンスでは、特にシビアな時間調整が要求されつつある。


 とはいえ、長期間放置してあった腕時計が果たして動くのか、そもそも中の電池がまだ売っているのか、あるいは自力で交換可能なのか…。問題は多かったが、交換を外注するのは費用面で問題外。ともかくも分解して見ることにした。
 電池の型番を調べるとまだ市販されていたが、普通の店で買うとそれなりの値段。以前に別の時計を100円ショップで買った電池に自力交換した経験をふまえ、さらに調べを進めると、ダイソーで入手可能であることが判明。しかも2個入りである。これは安い。
 さっそく買ってきて交換したが、最初は何も反応がない。説明書も捨てたらしく、見当たらない。やはり無理かと3つあるボタンを適当に押してみたら、見事に復活した。どれかがリセットボタンになっていたようだ。
 旧式のせいか電池が大きく、3つあるボタンにピタリ合うようにカバーをセットする作業もやや複雑。しかし、これで当分は使えることになり、ライブ用機材に新アイテムが加わった。