2012年12月3日月曜日

自転車も冬ごもり

 大雪が降る前日のこと、何となく胸騒ぎがして、玄関横に置いてあった妻の自転車を居間の横にあるウッドデッキ側に移動した。
 11月中旬に記録的に遅い初雪が降ったあと、道路にさほどの雪はなかったが、低温で路面は凍結状態。事故のもとなので、妻はずっと徒歩で勤めに出ていた。年によってはクリスマス直前まで自転車に乗れることもある。しかし、今年はとても無理。冬ごもりさせるならいまのうちだ。


 いつもは玄関前にある車庫&物置の脇に置いて冬越しさせる。物置の棚に載せて越冬させたこともあったが、持ち上げる作業が大変なので、近年はもっぱら手軽なここだ。
 しかし、この位置だと春になって残雪の中から掘り出す作業がまた大変だった。道路はすっかり乾き、一日でも早く妻は自転車に乗りたがる。(歩くよりもかなり楽だとか)しかし、車庫屋根から下ろした雪に自転車は埋もれてしまい、簡単には掘り出せない。
 そこで今年は、試験的にウッドデッキの上で越冬させることにした。南西側にあるので車庫の脇よりは雪解けが早い。春になったら家の中を移動させ、簡単に玄関側に運ぶこともできるだろう。それが妻の主張だった。

 何か別の問題が出てくる可能性もあるが、とりあえずやってみることにした。(吹き溜まりの元になり、窓が雪ダルマ状になる可能性あり)写真のように居間からも目立たず、ひっそりと佇んでいる。しかし、風雪による傷みを考慮し、今日になってさらに厚いシートで覆うことにした。
 古い自転車チューブを2本使って縛りつける。何とかこれで風に耐えてくれ。