いまが盛りのライラックの花にちょっと似ていて、花の時期もほぼ同じ。しかし、ニワトコは白い花だけしかなく、生命力も極めて強い。どこにでも根づくので、ほとんど無視される。いわゆる「雑木」と呼ばれる種類の木だろう。
その余され物の木に咲く花に効用があり、西洋では珍重されていることを昨年知った。レシピを探しだし、シロップを作ってみたらけっこういける。妻は「白菜ジュースみたい」と関心を示さないが、結局今年も作った。
作った日は昨年と全く同じだが、今年は花がちょうど満開。ニワトコの開花時期は極めて短いので、まさにいまが作りどきである。
下旬に実施の地域センターロビーコンサートに関し、細かい詰めの作業が始まった。東日本大震災のチャリティとして実施されるので、場内には募金箱が置かれ、現地に支援に行ったグループの報告会が冒頭である。
ステージの場所は想像していた通り、体育室横のスペースに決定。音響は施設側に適当な機材がなく、私がボランティアスタッフとして加わり、機材を持ち込んで全出演者の音響を担当することになった。企画を持ち込んだ経緯もあり、運営にも積極的に関わらねばならぬ。
出演者は事前に予定曲を提出し、正式なプログラムも作るのだとか。なかなか力が入っている。私以外の出演はオカリナ、リコーダー、合唱、和太鼓で、設定が一番面倒なのがたぶん私。中旬に全機材を持ち込んで音響のリハをやることも決まった。過去の経験で何とかやれるだろう。