2011年6月14日火曜日

ロビーコンサート音響テスト

 月末に地域センターで実施のロビーコンサートの音響テストが夕方にあるので、機材一式を梱包しつつ、昨日不都合のあったCDラベルのダイレクト印刷に関し、あれこれ調整した。
 CDと全く同じ12.5センチの円を画像ソフトで作り、何度が試すうち、単なる印刷設定ミスであることに気づく。「画像を用紙の中心に印刷」のチェックを外せばよかったのだ。
 気づいてみると単純だが、パソコンとOSをそっくり変えてしまうと、これまで調整してあった設定がクリアされるので、こんなことが起きる。

 ふと気づくと、待ち合わせの時間が迫っている。あわてて機材を車に積み込んで出発。6時ぴったりに着いたら、担当のYさんが玄関まで迎えに出ていた。


 機材を搬入し、すぐに組み立てる。ステージとなる場所には、畳3枚ほどの台が仮設置されている。
 大きな問題なく設置は終わり、軽くマイクテスト。スピーカー位置がステージやや後ろではハウリングが起きてしまい、ステージ先端に出すと起きない。マイクを最大2本使うので、普段とは位置関係が異なるらしい。

 持参したギターでアルペジオ奏法の「夏の思い出」とストローク奏法の「宗谷岬」を歌ってみたが、音の返りが抜群によいので、モニターは全く必要ない。残響時間がほどよく、非常に歌いやすい場である。
「宗谷岬」で、マイクが2本オン状態だと、微妙にハウリングが起きることが判明。サウンドカバーをせずに弾いたエレアコとの関連もあるかもしれない。私の演奏時は、マイク1本だけをオンにすることが決定。
 その後、同席していたオカリナ演奏の方が持参した伴奏用のミニアンプをテストする。オカリナのBGMに使うそうだが、ミニアンプからの出力をミキサーのライン入力につなぐと、簡単にミキシングができた。ハウリングも起きない。
 司会者の分を含め、マイクが3本、ギターシールドが1本、ミニアンプ入力が1本と、ミキサーについている入力をフルに使うことになった。
 メインで使うローランドCM-30のパワーは抜群だった。出力30Wだが、100人以内の場なら、どこでもこれ1台でOKかもしれない。(今回のコンサートは80席)なかなか頼もしいヤツだ。

 あとは当日の午前中に全出演者が集合し、最後のリハをやる予定。司会進行はNHK札幌でキャスターを務める千葉真澄さんがボランティアでやってくれるそうだ。テレビにいつも出ている方なので、ちょっと驚いた。
 また、別の地元テレビ局が取材にくる話も進行中。思っていたよりも話が大きくなってきたが、どうも担当のYさんの尽力らしい。Yさん、いまはセンターの図書室で司書をやっておられるが、以前は音楽関連の会社に勤務していて、ポプコンの事務方をやっていたとか。音楽放送関係では相当顔が広いらしい。