2011年3月28日月曜日

ドアホンターミナル設置

 ネットオークションで格安落札したドアホンターミナルが今日届いたので、さっそく取付けた。
 これまでのパイオニア製ターミナルには100V電源が必要だったが、今回のサンヨー製には電源ケーブルがない。不思議に思って取説を調べてみたら、電源DC8Vは電話機から供給するそうで、不要とのこと。事前に消費電力情報を調べても、どうしても分からなかったが、ようやく納得した。

 取付けそのものは難しくなく、ドアホンからのケーブルをつなぎかえ、本体を壁に止めるだけ。あとは付属の専用6芯ケーブルでターミナルと電話機を接続すればよい。(写真左下に写っているのは電話用の雷サージ機器)
 ちなみに、LAN配線と同様、100V電源直結でないタイプのインタホン配線は無資格で工事できる。


 電話機本体でドアホン設定をオンにし、テストしてみると、普通に通話できた。玄関に設置のドアホンはパイオニア製のままで、推奨メーカーには含まれてなく、多少の不安はあったが、問題なく作動した。
出力インピーダンス600Ωの2芯であればメーカーを問わず使えるらしい
 ネット電話(ヤフーBBフォン)もこれまで通りに使えた。
 今回の交換作業により、これまでインタホン代わりに使っていた電話機2台のほか、ターミナル本体の電源まで不要になったので、浮いた年間電力量は当初の見込みを上回って62.2kWh(北電の場合で1,560円/年)となった。投資費用は2年で回収でき、節電にもなる。たまたまネットオークションで見つけた機材だったが、いいタイミングの決断だった。

 ドアホンと電話機を兼用させるターミナルは、どのメーカーでも発売されているようだ。ビデオホンにも対応していて、使ってみると便利このうえないものだが、ほとんど見かけない。
 おそらく設計する側の知識不足ではないか。新築時に設置するのが最も簡単なので、住み手の側から要求してはどうだろうか。