2011年3月9日水曜日

図書館に寄贈

 3月は暇だと思っていたら、午前中に新規の仕事がFAXで入った。これが今月の初仕事。浮いたり沈んだりが仕事の定めである。珍しく納期に余裕があるので、午後から母の毎月の施設費の支払い手続に金融機関を回った。
 その足で10年前に出た自分の本2冊を地域センター図書館に寄贈しに行く。年末に共著で出した別の本を寄贈した折、単独で出した本の話題になり、そちらもぜひにとの要望があったので、大切に保存してあった分を持参した。


 1冊は国内の出版社から出たものだが、もう1冊は韓国語の翻訳版である。国内版はその図書館に置いていただくことを約束してくれたが、韓国版は札幌中央図書館の管轄だそうで、もしかすると対象外かもしれない、とのこと。
 子育てに関わる教育関連図書なので、潜在需要はあるはず。持っているのは記録としての1冊だけで充分なので、可能であれば寄贈したいのだが、結論としては一時預かり、ということに落ち着いた。
 この秋には62歳になる。いろいろな意味で人生の総まとめをする時期で、先を見据えつつ、日々を過ごしていきたいと思っている。
 ギター弾き語りを中心としたボランティア活動もその一環であり、一連の寄贈行為も例外ではない。世の中が自分にいろいろやってくれたからこそ、いま自分がこうして寝食足りて生きていられる。

 基本は自己の充足にあるが、その延長として社会に少しでも役立てるなら、これに勝る喜びはないし、そこにこそ、いまを生きる意味がある。