2011年3月16日水曜日

義援金を送金

 妻の目の検診で近くの眼科に行く。待っている間、近隣のホームセンターでFAXロール紙を1本だけ調達。先月の忙しさで、ストック分がなくなった。「ストック分がなくなると、ワンセット分だけを買い置く」が日頃の基本姿勢である。

 店内を散策してみたが、情報通り電池類はほぼ品切れ。トイレットペーパーやティッシュ、紙オムツ類、飲料水等は買いだめが激しく、「1人1個まで」と注意書きがあるにも関わらず、家族総動員で山のように積み込んでいる人々が多数いた。
 40年ほど前に経験したオイルショックと全く同じ、おぞましい光景である。官房長官が「買いだめしないで!」と必死で訴えていたが、逆のアナウンス効果ではないのか。


 近くのスーパーATMで金を引き出し、これまた近くの郵便局で地震の義援金を送金する。ネットで情報収集し、阪神大震災の折にも利用した信頼性の高い日本赤十字社に決めた。
 窓口周辺でウロウロしていたら、局長とおぼしき人が「義援金ですか?どちらに送金されますか?」と尋ねてきた。日本赤十字社ですと応えると、それならこれを使ってくださいと、振込先が記入済の振替伝票を手渡された。
 事前に職員が書込んだそうで、郵便局には何の利益もないサービス事務だが、その心意気に頭が下がった。

 こちらの住所氏名等と金額を記入し、手続は簡単に終了。金額は阪神大震災と同じ5,000円である。妻は前回2,000円だったが、今回は5,000円にアップ。二人合わせて1万円とした。それぞれ自分の収入や気持ちと照らし合わせた金額である。
 支援方法にはいろいろあると思うが、食料にも薬にもガソリンにも衣類にも変わり得るのが、やはりお金。ダブついても相手が困らない。古着類も一時的には悪くはないが、いずれ邪魔になるだろう。
 かのヨン様を始めとする韓流スターも、いち早く現金を寄付している。日本ではあのAKBプロジェクトが5億円寄付を早々に表明。何とメンバーの進言から実現したそうで、ただのチャラチャラしたアイドルではなかったということ。見直した。

 チャリティコンサートや街頭募金も不特定多数から金を募る面では悪くないと思うが、まずはめいめいが自分の金をできる範囲で寄付すべきだろう。

・義援金送付先(手数料無料/郵便局窓口で16時まで受付)
 口座名義:日本赤十字社 東北関東大震災義援金
 口座番号:00140-8-507