常用しているオベーションのギターは買って1年半になるが、自宅のPAだと音に大きな問題はないが、他の場所に持参すると音のバランスが悪くなることが時折ある。
いつもはお店のギターを使わせてもらうが、マイギター持参となれば、ケースも当然必要だ。ギターケースは3種類持っているが、歩いて行くので、重いハードケースは不向き。
軽くて背負えるセミハードケースを持っているが、こちらは緩衝材をふんだんに使っているので、図体がでかい。考えたすえ、最も小さくて軽いソフトケースを今回は使うことにした。
ギターを買った際に付属していたもので、会社のロゴマーク入り。内側にある程度の緩衝材もついているが、肩掛け用のベルトが1本だけで、背負うことはできない。
そこで、手持ちのセミハードケースについているベルトを1本外し、ソフトケース側のベルト取付部に金属リングを1個追加して、背負えるよう改造した。
だいたいいつもの時間に店についたが、なぜか今夜も真弓ママが店にいた。この夜は作り立ての可搬式ギタースタンドの使用テストもかねていて、ソフトケースのポケットには譜面と共に、しっかり忍ばせてあった。
写真下のように、案配良くお店の片隅に収まっている。なかなか使えるヤツである。
前回、いきなりアルコールを飲んですっかり酔いが回ってしまったので、この夜はいつものペースで、最初はノンアルビールにする。真弓ママが帰り支度の途中だったので、前回リクエストのあった小椋佳の「木戸をあけて」を早々に歌った。
その後、「冬のリヴィエラ」と「桃色吐息」を続けて歌う。「冬のリヴィエラ」は森進一の持ち歌だが、先ごろ別の店のライブで八代亜紀の「舟歌」を朗々と歌ったSさんに感化され、挑戦してみた初披露の曲。「桃色吐息」も似たような経緯から、以前に還暦ライブで歌った曲だが、両方とも好評だった。
この種の「演歌でもフォークでもポップスでもないが、よく知られた、いわばノージャンルの名曲」というのは、今後の狙い目かもしれない。同じ切り口の曲は、探せばまだまだあると思う。