2009年4月1日水曜日

テーマソング

 台所の窓辺で、妻が飾った大根の葉が春の陽に揺れている。のどかである。

 先月は子供が二人も相次いで帰省したせいか、定額食費ではさすがにギリギリで、月末には妻が悲鳴をあげていたが、何とか予算内に収まった。ただ、禁欲生活もそう悪いものではなく、この月末の緊張感は何ともいえない。
 月が変わって今日はTドラッグストアの安売り日。発泡酒、日本酒、入浴剤、食器洗剤などをまとめて買った。以前から迷っていたが、心臓の動悸に効くという「救心」という漢方薬も思い切って買った。30粒入りの一番安い製品だが、それでも1,800円もした。
 今日は全商品が5%引きなので、差引1,710円で入手。説明書を読むと、ストレスやら自律神経不調やらに効用のあるエキスが満載。一日6粒飲めとあり、忠実に守ると5日でなくなるが、これでもし不整脈が収まるのなら、安いものだ。


 昨夜から今日にかけ、久々にオリジナルの新曲ができた。タイトルは「かぐやな宵」。そう、1月にやって好評を博したあのフォーク・イベントのテーマ曲のようなもので、はっきり書くと「酔いどれかぐや姫」のアンサーソングのような構成である。

 白い白い 雪の降る夜
 ふらりふらりと ほろ酔い男たち
 今宵見る月 あの宵の月
 月を見つけに また集う♪


 イベントのテーマソングを作るのは結構得意で、先日もフォーク居酒屋の定例ライブで、イベントのテーマ曲を歌ってきたばかり。先月は近隣の老人ホームでそのホームのテーマソングを歌い、好評だった。
 実は自分の結婚式でもテーマソングを作って歌った。根がイベント大好き人間なのか。現在続けている弾き語り活動そのものを歌ったオリジナル曲もあり、気がむくと歌う。
 私にとってフォークは日々の生活を支えてくれる友だちのようなものだから、折にふれてそれが歌になるのは、必然といってもいいのだ。