2009年4月4日土曜日

漢方薬の恩恵

 ずっと歩いてなかった遠い散歩コースを、昨日雪が解けてから初めて回った。人家がほとんどなく、タマネギ畑のむこうに手稲連峰が獏と広がる。絶景ではないが、なぜか気が安まる。昨日は夕陽が見事であった。
 動悸を沈める漢方薬、「救心」を1粒も飲まずに昨日は過ごしたが、不愉快な動悸や不整脈はいまのところ収まっている。どうやら薬を飲み続ける必要はもうないようだ。

 思い返すと、新社会人として上京した36年前の春、慣れぬ東京暮しと暑さにやられ、胃腸を壊した。病院で検査してもこれといった問題はなく、要は「神経性であろう」との診断。
 もらった薬も効かず、困り果てたときに義兄が送ってくれたのが「恵命我神散」という漢方の胃腸薬だった。ワラにすがる思いで飲んだら、薄皮がむけるように症状は改善した。体質的に漢方が合うのかもしれない。


 これまた漢方薬の恩恵か、一昨日から夜のトイレに全く起きなくなった。それまでは一晩に2度は起きていたから、全く不思議なこと。こんなことにまで薬が効いているのだろうか?自律神経全体を改善させるのだとしたら、それも充分あり得る。
 すっきりと目覚め、午後からは新車の6ヶ月無料点検を受けに、近くのディーラーに行く。ちゃんと予約してあったが、説明書には「40分前後で終わる」とあるのに、何と2時間弱もかかった。
 どうやら受付担当者が工場との連絡を忘れていたらしく。整備はとうに終わっているのに、放置されていたようだ。新人らしい担当者だったが、受付のときにも満足な応対ができず、全く困ったもの。じっとこらえたが、短気な客なら怒り出すだろう。
 無料点検というのでメーカー系列のディーラーに出向いたが、以降の有料点検や車検は頼む気が失せた。少し遠いが、買った自動車工場に頼むことにする。