まだ車に慣れていないので、説明書と首っ引きで作業。昨年、冬タイヤに交換した折には最新式のホイルカバーの外し方が分からず、買った店に電話したが、今回はさすがにそれはない。
20年ぶりの新車なので、今回は真面目に「タイヤローテーション」なるものをやろうと、夏冬両方のタイヤに番号を打ち、マニュアル通りに位置を変えた。
交換時にタイヤの洗浄とサビ落としを最初からきちんとやっておかないと、金属部分がすぐに傷むので、ウェスやブラシを総動員し、ていねいに清掃。タイヤが軽くなったこともあり、交換作業そのものはこれまでよりずっと楽だ。
ついでに昨年作ったばかりのタイヤ置場も補修した。一冬を過ごしてみて大きな問題はなかったが、下端にあるわずかな隙間から、強風のときに雪が車庫の中に細い吹きだまりを作ることがある。
全く予想外のことで、吹雪は実に油断ならぬ。ポリカーボネート波板の端材が残っていたので、内側から重ねるように隙間にあてがった。来年への備えは、もう始まっている。
昨年はこのタイヤ置場増設を含め、車庫の大規模修繕を新築以来、9年ぶりにしたが、北側を完全に塞いだことで風の流れが大きく変わったせいなのか、吹きだまりがあまり出来ない。おかげで一度も屋根の雪降ろしをせず、玄関前の除雪もほとんど苦労せずに済んだ。
記録を調べると、暖冬といいつつ、積雪量の合計は去年よりも多かった。しかし、去年も屋根の雪降ろしはやっている。
多い年は車庫屋根の雪降ろしを2度も3度もやらされる。記憶がはっきりしないが、一度もせずに済んだのは、今冬が初めてかもしれない。当然ながら、2段に補強した梁のたわみ量も、全く問題がなかった。
もし今後もこの傾向が続くようなら、「風の強い地域の開放型車庫は、北側を完全に塞げ」というのがひとつのセオリーになる。冬は終わったばかりだが、来年の冬も要観察である。