具体的には、光が歌い手の真上から落ちるよう、2本の梁の上に可動式の木製のガイド棒を設置し、そこにクリップ式のライトをつけた。ライトはホームセンターで買った数百円の工事用のもので、ケーブルが太くて長く、手元スイッチと設置用クリップつきで、非常に使い勝手がいい。これに別売の60Wスポット電球をつけている。
ガイド棒もライトも自在に位置を動かせるので、さまざまな状況に柔軟に対応可能。試してみたら、椅子に座った場合でも非常に手元が明るく、歌い手の顔も映える。
昼間のライブにライトは大きな比重を占めないが、夜のライブ対策としては、これで万全といえる。
ついでに2個のライトのカバーも白い紙で作り直した。これまでは濃い紺色だったが、やはり白のほうが反射はいいようだ。壁際のライトの位置も中央よりに修正した。
新しい環境下で、目下近練習中の歌をあれこれ歌ってみる。オリジナルを含め、最近7~8曲の歌をレパートリーに加えた。長年歌い続けている実績のある歌はさておき、常に新しいものにチャレンジしたいと、いつも考えている。
5~6曲座って歌ったところで、左手に違和感を覚えた。座って歌うのが苦手な大きな理由がこれで、歌い続けるうち、コードを押さえる左手首に不自然な負荷がかかるのだ。何年やっても克服出来ず、長いライブの場合は、立って歌わざるを得ない。
現在の活動自体が立って歌うのが普通の場なので、当面の問題はない。でも、座っていくらでも歌える人が、ちょっとウラヤマシイ気分。