すると、だいたい考えていた通りにうまくいった。最初の1枚は6時間半も費やしたが、次回は5時間を切ることは確実。ソフトの操作が頭と身体に染みつけば、4時間の壁を破るのも夢じゃない。省力化の手段は、まだ他にもあるかもしれない。
オリジナル曲のネタとか、小説の気の利いた一文、仕事のちょっとしたヒントなど、布団に入って眠るまでのわずかな時間に、いいアイディアが閃くことは多い。張りつめていた精神がふっとリラックスし、身体が眠りにつく直前に、別の思考回路のスイッチが入るのだろう。貴重な瞬間である。
以前は翌日になると忘れてしまうことが怖く、ガバと起き出してメモ用紙に書き留めてからでないと、安心して眠れなかったが、最近は一晩眠ってからでも、ちゃんと覚えている。全体的に記憶力は減退しているはずだが、これだけはフシギ。
夕食まで、来週自宅でやるプチ・ライブに備え、マイクを使ってあれこれ練習。まずは30分メニューの構成をほぼ固めた。まだ流動的だが、ごく最近完成した新オリジナル曲を歌うかもしれない。
PAの調子はまずまず。エフェクターとモニタの接続方法を、これまでのモノラルからステレオに変えられることに気づき、試してみたら音がさらに大きくなった。こちらもまだまだ進化の余地はある。
夜は動画ファイルの調整に励む。1作品だけ、ほぼ構成が固まった。あまり凝り過ぎるのは禁物で、何事もシンプルがよろしい。もう少し作品が溜まってから、まとめてアップロードする予定。もう少しね。