2019年12月2日月曜日

接点復活剤で対処

 ギター弾き語りでいつも使っているPA「ローランドCM-30」につないだマイクの音が、突然切れるようになった。いずれも練習中だったのが救いで、これがライブ本番中なら大変だった。
 てっきりマイクのトラブルと思い、先日のライブは別のマイクに交換して臨み、事なきを得た。

 ところが交換後も再び音が途切れた。消去法からマイクの問題ではなく、マイクを直接つないでいるエフェクター「ZOOM RFX-300」のトラブルが疑わしい。
 ヤフオクの中古で買ってから11年が経ち、いつ壊れてもおかしくない。さっそく裏蓋を外して調べてみたが、ケーブルの断線等はなく、もし内部回路の異常なら手に負えない。蓋を戻し、次にマイクをつなぐジャックの接点不良を疑った。


 時を同じくして、ギターのシールドケーブルが一時接触不良に陥り、ガリ音(ノイズ)が発生するようになった。このときはテープレコーダーのヘッド洗浄剤でジャック部のオスメス両端子を洗浄することで問題は解決した。

 もしかすると同じ原因?と疑い、同様に洗浄を試みる。メス部は綿棒の先に洗浄剤をつけて内部の汚れを落とした。
 これにより、ひとまず音の途切れは解消したが、いつまたトラブルが再発するかもしれず、昨年よりも格段に増えた12月Xmasライブを無事に乗り切るために、より確実な方策をとることにした。


 ネットで調べ、「接点復活剤」なる専用品の存在を知る。電子機器の金属接点部分を洗浄し、被膜を形成して錆の発生を防ぐ効果があるという。
 送料も含め、最安値だったヨドバシカメラ通販を利用した。「呉工業 接点復活スプレー220ml」送料込みで実質349円だった。

 到着後、問題のあったエフェクターはもちろん、他に多数ある音響機器のジャック部を順に洗浄した。洗浄後に普段のPA一式で歌ってみたが、気のせいか音質がクリアになった感じがする。
 買ってから10年を超す古い機材が大半で、トラブルを未然に防ぐため、今後定期的な洗浄が必要と思われる。