2019年2月11日月曜日

予想外の査定額

 まだまだ氷点下の真冬日が続くが、午前中から晴れ間が広がる温暖な天気。正午で暖房もオフにし、そのまま18時過ぎまで無暖房で過ごす。
 雪かきや雪下ろしも一段落し、久しぶりにDIY作業を集中的にやって、4つのアルミ缶シェードを作り上げた。
 珈琲ブレイクのあと、1週間ぶりに施設にいる母の様子を見に行く。自力での食事ができなくなり、職員さんに迷惑をかけっぱなしなので、まず近くの六花亭に出向き、差し入れの菓子折を買った。

 ついでにブックオフにも寄って、次男が置いていった初代プレステ用のゲームソフト8本を買い取ってもらうことにする。
 断続的に進行中の断捨離作業の一環だが、次男からは「捨てていい」と言われていた。試しにネットで相場を調べてみると、最も高そうなメタルギア系ソフトでも数百円程度。ケースや取説の傷みもひどく、「評価額ゼロ円」も覚悟していた。


 30分近くも待たされ、(もしや…)と淡い期待を抱かせたが、呼ばれて提示された査定額は合計で2,555円という予想外なもの。大半は二束三文の査定だったが、1本だけ希少なレア物が紛れ込んでいたらしい。
 ゲームからはしばし遠ざかっているので、詳細は不明。全てゴミとして出すつもりでいたが、捨てなくてよかった。息子のお金なのでアルバムや通知表の箱に入れ、次回帰省の折に渡すとしよう。
 かなり気を良くして母の施設へと向かう。前回見舞い時に予告されていたが、2年以上使っていた南側の部屋から、台所の真横にある北側に部屋が変わっていた。
 これまでの部屋はトイレに近いことが利点だったが、昨年3月からカテーテルを使うようになり、夜間のトイレがなくなった。もはやトイレ近くの部屋にいる意味はなく、少しでも職員の目が届く部屋が望ましい。

 母の様子は相変わらずで、スプーンを使って食べられず、介助が必要な状態。リハビリも一切手つかずだったが、今日は夕食直前のせいか、ベットに横になって目を開けていた。
 私が声をかけるとウンウンとうなづいて、息子が来たことは分かっている様子。劇的な回復はないが悪化もなく、食欲だけはあるので、4日後の白寿は何とか無事に迎えられそうだ。